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NEC、トマト栽培ハウスに環境センサーを設置、小松市で農業クラウドを提供

2014.07.03

Updated by Naohisa Iwamoto on July 3, 2014, 20:01 pm JST

NECは2014年7月3日、石川県小松市の小松市農業協同組合(JA小松市)の農家に、農業ICTクラウドサービスを提供したと発表した。農業ICTクラウドサービスは2014年5月に稼働を開始しているという。

NECが農業ICTクラウドサービスを提供しているのは、は小松市のトマト農家5軒12棟のハウス。ハウスに設置したセンサーや端末からデータを集約し、NECが提供するM2Mソリューションの「CONNEXIVE」を活用して施設園芸の監視に役立てるサービスである。

トマト栽培するハウス内には、温度、湿度、炭酸ガス量、照度の各センサーを設置する。データは定期的に自動収集され、NECのクラウドに蓄積した後、自動的にグラフ化してパソコンやスマートフォンなどから閲覧できるようにする。ハウス内の環境情報を遠隔地からでもリアルタイムに把握できるようになる。さらに、営業日誌機能も提供する。これは、農作業の計画・実績や農薬散布の回数・量などをWebブラウザから登録し、閲覧できるもので、生産者の利便性向上に役立つという。

本サービスを利用している農家からは、「ハウス内の環境を数値で確認したことで、対応が必要なことが分かった」「農家同士で情報交換の機会が増加し、ノウハウの共有や作業の改善活動が加速した」といった声が上がっているという。

【報道発表資料】
NEC、小松市のトマト農家へ 農業ICTクラウドサービスを提供

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。