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ピンタレスト、「ピン」を付けた画像について語り合える「メッセージ機能」を追加

2014.08.07

Updated by Naohisa Iwamoto on August 7, 2014, 08:14 am JST

ピンタレスト・ジャパンは2014年8月7日、同社が提供するデジタルスクラップブックサービス「ピンタレスト」(Pinterest)に、利用者同士がコミュニケーションできる「メッセージ機能」を追加したと発表した。ピンタレストがサービスを提供しているすべての言語が対象となるという。

ピンタレストは、画像を収集し、ボードに貼り付ける「ピン」(Pin)という行為により、アイデアを生み出したり新しいを発見したりする作業をサポートするサービス。メッセージ機能の追加の発表を機に来日した米ピンタレスト共同創業者のエヴァン・シャープ氏は、「ピンタレストには、すでにピンが300億、ピンを興味の種類でまとめたボードが7億5000万ある。グーグルなどで"検索"する場合、今日の天気や東京からサンフランシスコへの行き方など具体的な問に対して特定の答えがある。しかしピンタレストは"発見"をサポートするサービスであり、そのプロセスには具体的な答えは存在しない。一人ひとりが無限の可能性から何かを発見する手助けをするのがピンタレストだ」と説明した。

▼新機能の「メッセージ機能」について説明する米ピンタレストの共同創業者、エヴァン・シャープ氏20140807_pinterest001.jpg

新機能のメッセージ機能については、「2013年に、ピンタレストには"ピン"を他のユーザーに紹介する、"ピンを送る"という機能を追加した。ピンを送り合うことで新しい発想や着想につなげられるようにしたところ、非常に人気が高くすでに毎日数百万のピンが送られている。ピンを送る機能を提供した中で、最も多かった要求が"返信や対話をピンタレストの中でしたい"ということだった。これに対応したのが"メッセージ機能"だ」(シャープ氏)。

メッセージ機能では、ピンをピンタレストのユーザーに送って、ピンに対する対話をそのままピンタレストの中で継続できるようになった。対話を継続する相手は、1人または10人までのグループ。ピンにメッセージを追加して送ると、ピンに続けてメッセージが届く。相手からは返信も可能なので、双方向のコミュニケーションが成立する。お互いにメッセージとピンを加えあうことで、プロジェクトのアイデアが広がるといった効用に期待する。

▼スマートフォン向けのアプリ、Webブラウザーでメッセージ機能を利用できることをデモ20140807_pinterest002.jpg

シャープ氏は、「ピンタレストのメッセージ機能は、ほかのメッセージングサービスとは性格が異なる。こんにちはと挨拶をするものではなく、お互いの人生の中にあるプロジェクトについて、助け合ったり計画を立て合ったりするためのサービスだ」と語る。プロジェクトとしては、ビジネスはもちろん、旅行のプランを立てたり、夫婦などのパートナーが今晩の夕食の献立を考えるといったことにも使って欲しいと言う。

メッセージ機能は、Android、iOS向けのアプリによるモバイル版と、Webブラウザーで利用するWeb版で、全世界同時に提供を開始する。日本でサービスを提供するピンタレスト・ジャパン 代表取締役社長の定国直樹氏は、「"発見する"という要素にコミュニケーションが加わることで、発見が早くなったり、それまで気付かなかったことに気付くようになると考えている。ピンタレストの根本である発見するという部分を、メッセージ機能はさらに強めてくれる」と新機能の提供の意義を語った。

【報道発表資料】
NEW! メッセージ機能が追加されました!

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。