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アプリによる位置情報や電話帳へのアクセスを防止、KDDIがAndroidスマホに対策機能を搭載

2014.10.20

Updated by Naohisa Iwamoto on October 20, 2014, 19:38 pm JST

KDDIとKDDI研究所は2014年10月20日、スマートフォンのアプリが位置情報や電話帳などの利用者情報に意図せずアクセスしてしまうことを制御できる「プライバシーデータ設定」機能を提供すると発表した。2014年10月以降に発売するauのAndroidスマートフォンが対象になる。

スマートフォンのアプリの中には、利用者が意図しないにもかかわらず位置情報や電話帳情報といった利用者情報を外部に送信する機能を備えるものがある。安心、安全にスマートフォンを利用できる環境を整える観点から、こうしたアプリの存在が懸念されている。新しく提供する「プライバシーデータ設定」機能では、アプリが利用者情報にアクセスしようとするような場合に警告するなどして、情報の流出を防ぐ。

具体的には、au Market以外のGoogle Playなどのアプリマーケットからダウンロードしたアプリが、利用者情報にアクセスようとした場合に、ダイアログボックスで通知する。そこで利用者はアクセス設定の許可、拒否を選択する。許可しない場合にはアプリが利用者情報にアクセスできないため、電話帳などのデータがアプリ上に表示されない。設定画面から、アプリごと、利用者情報の種別ごとにアクセス可否が設定できる。

2014年10月以降に発売するAndroidスマートフォンに搭載し、無料で利用できる。ただしデフォールトでは「プライバシーデータ設定」機能はオフになっているため、利用に当たっては設定画面から利用設定をする必要がある。

【報道発表資料】
auのAndroid搭載スマートフォン向けに「プライバシーデータ設定」機能を提供

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。