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アンディ・ルービン氏、ハードウェア関連のインキュベーター立ち上げ - 4800万ドルを調達

Former Android chief Andy Rubin launches new hardware startup incubator

2015.04.07

Updated by WirelessWire News編集部 on April 7, 2015, 13:12 pm JST

Androidの生みの親として知られる元グーグル(Google)のアンディ・ルービン(Andy Rubin)氏が、プレイグラウンド・グローバル(Playground Global;以下、プレイグラウンド)という名前のハードウェア関連のインキュベーターを立ち上げ、グーグル(Google)やホンハイ(Hon Hai Precision Industry)など複数の企業から4800万ドルの資金を調達したという。

ルービン氏はAndroid部門の責任者を退いた後、その後昨年末にグーグルを退社。その際に新たにハードウェア。インキュベーターを立ち上げるという話が伝えられていたという。

WSJによれば、プレイグラウンドは今回の資金調達で、グーグルのほか、ヒューレット・パッカード(Hewlett-Packard)、ホンハイ(Hon Hai Precision Industry)、レッドポイント・ベンチャーズ(Redpoint Ventures)、テンセント(Tencent Holdings)、シーゲイト・テクノロジー(Seagate Technology)など資金を集めたというという。

プレイグラウンドはハードウェア開発を行う起業家に対し、製品の製造や流通、ファイナンスなどに関する支援を提供していく予定。なおWSJは、プレイグラウンドと同様のインキュベーターとしてPCHインターナショナル(PCH International)やドラゴン・イノベーション(Dragon Innovation)などの名前を挙げ、シリコンバレーでハードウェアスタートアップが改めて関心を集めていると指摘、その理由としてマイクロチップやセンサーなどの電子部品の価格下落により、小規模な企業でも迅速かつ安価にハードウェア製品を開発できるようになったと記している。

【参照情報】
Android Creator Andy Rubin Launching Playground Global - WSJ
Ex-Google exec Andy Rubin raises $48 million for hardware incubator - Fortune
Former Google exec launches new startup lab - CNET

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