温湿度と場所をリアルタイム管理、物流向けの位置情報端末「なんつい」をKDDIらが開発

Looking at getting into a new business? GPS it is

2015.06.30

Updated by Naohisa Iwamoto on 6月 30, 2015, 18:54 pm JST

KDDIとユーピーアールは2015年6月30日、物流業界向けの温湿度管理機能付き位置情報端末「なんつい」を共同開発したと発表した。GPSを利用した位置情報と、温度・湿度のセンサー情報を合わせてリアルタイムで収集し、管理できる。品質管理や事故防止を徹底する物流業界の用途に向ける。

なんついの主な特徴は、位置情報端末としての位置・時間情報の取得だけでなく、温度・湿度の情報をリアルタイムに把握できること。薬剤や食品など、温度・湿度の変化を嫌う物品の輸送にかかわる品質維持や、輸送事故の防止が目的だ。なんついにはKDDIのau網に対応した通信モジュールを組み込み、GPSによる正確な位置情報をリアルタイムで収集できる。また、KDDIが開発した7500mAhの大容量バッテリーを採用することで、10分間隔の測位の場合で約30日間の連続使用を可能にした。在庫時や長時間の輸送でもバッテリーが切れずに情報を収集できる。

活用法法としては、(1)リアルタイムで位置・時間に加えて温湿度情報を送信することで、輸送時の状態を抜き打ち検査する、(2)計測した情報を保存して蓄積することで、データを元にした業務内容の改善を進める--などが考えられる。提供はユーピーアールが行い、2015年12月中旬に法人向けに提供を開始する。

【報道発表資料】
徹底した品質管理を実現! 物流業界向け温湿度管理機能付き位置情報端末「なんつい」を共同開発

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。