Wireless City PlanningがAXGPの屋外型端末を開発、公共サービスなどに適用
2015.11.09
Updated by Naohisa Iwamoto on November 9, 2015, 19:06 pm JST
2015.11.09
Updated by Naohisa Iwamoto on November 9, 2015, 19:06 pm JST
ソフトバンクグループのWireless City Planning(WPC)は2015年11月9日、同社が提供するAXGP方式の通信サービスに対応した屋外設置型端末を開発したと発表した。「WiMO-LTO100」と呼ぶ端末で、韓国のモダ情報通信と共同開発したもの。
WiMO-LTO100は、IP67の防塵防水性能を備えるほか、風速70m/秒の強風にも耐えられる暴風設計を施した。アンテナと無線部を屋外に設置でき、PoE(Power over Ethernet)で電源を供給できるため屋外に電源設備がなくても利用できる。WCPでは、監視カメラやIP告知放送などの公共サービスとの親和性が高いとしている。
AXGPはTD-LTE互換の通信方式。WiMO-LTO100では下り最大110Mbps、上り最大10Mbpsの通信が可能。地域BWA用の周波数帯域にも対応する。従量はブラケット装着時に約780g、サイズは約213.9×215×54.7mm(高さ×幅×厚さ)。
【報道発表資料】
・国内初、AXGP対応の屋外設置型端末を開発
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