ソフトバンク、「リリース13」対応可能で10年以上電池駆動が可能になるIoT向けLTEモジュール

2016.07.21

Updated by Naohisa Iwamoto on 7月 21, 2016, 06:35 am JST

20160720_sb001ソフトバンクは2016年7月20日、IoT機器向けのLTEモジュールを開発したと発表した。2017年前半にIoT機器を取り扱う企業に向けて提供を開始する予定だ。

開発したLTEモジュールは、小型で低消費電力の性能を備えるもの。3GPPの標準化規格「カテゴリー1」に準拠したチップを搭載し、上り最大5Mbps、下り最大10Mbpsの通信速度でLTEのデータ通信が行える。LTEモジュールは、イスラエルを拠点しIoT向けLTEモデムチップを提供するソニーのグループ企業Altair Semiconductor(アルティア)と、太陽誘電の協力の下で開発した。

このLTEモジュールの特徴は、3GPPの最新の標準化規格である「リリース13」に対応可能なこと。リリース13では、IoT向けの端末規格として、超低消費電力の「NB-IoT」や「Cat-M1」が標準化された。ソフトバンクでは、LTEモジュールがこれらのどの規格に対応しているかは明らかにしていないが、ソフトバンクのLTEネットワークがリリース13に対応した時点で、LTEモジュールが電池駆動で10年以上稼働可能な超低消費電力のモジュールへと「進化」するという。

ソフトバンクでは、このLTEモジュールの提供によって、ガスや水道メーターの自動検針、高齢者や子どもの見守りなど、超低消費電力による電池駆動が期待されるアプリケーションを中心に、多くのIoT機器のLTE通信の実現を推進するという。

【報道発表資料】
IoT機器向け低消費電力LTEモジュールを開発

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。

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