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ヤマザキマザックとシスコが製造業IoT推進に向け協業 

2016.11.17

Updated by Asako Itagaki on 11月 17, 2016, 08:25 am JST

シスコシステムズ(以下シスコ)と工作機械大手のヤマザキマザック(以下マザック)は、製造業のIoT化推進に向けた協業に合意した。製造業IoT化の推進に向けた製品開発、ビッグデータ解析、クラウドサービスなどの開発に取り組む。

両社は製造業向けオープン通信規格「MTConeect」を推進する米国のMTConnect協会のメンバーであり、マザックが同規格を採用して2015年に開発した製造機械向けネットワーク接続装置「MAZAK SMARTBOX」(以下スマートボックス)で協力していた。この共同プロジェクトを通して、さらなる製造業のIoT化推進の為には「MAZAK SMARTBOX」の更なる進化と共に、生産性改善の為のビックデータ解析やクラウドサービスなどの開発まで協業の枠を広げるべきとの両社の意見が一致し、協業の合意に至った。

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マザックはビッグデータを活用した生産性の向上・生産性の向上・マシンダウンの極小化を目指すクラウドサービスの開発を行う。シスコはスマートボックスで採用されているコネクテッドマシンソリューションと連携したクラウド関連技術をマザックに提供する。

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MAZAK SMARTBOXの国内販売を開始

マザックはこれまでスマートボックスを米国内と日本国内の自社工場に先行導入して工場内の設備機器のIoT化を行い、製造ビッグデータの取得と分析によるiSMART Factory化を推進してきた。

スマートボックスは2016年9月に米国での販売を開始していたが、本日11月17日に東京ビッグサイトで開催される日本国際工作機械見本市(JIMTOF2016)にて日本での販売を正式に開始する。販売価格は可視化ソフトとのパッケージ価格で約70万円。

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JIMTOF2016では、工作機械と安全なファイルのやりとりを実現するスマートボックス向け新機能などの製造業のIoT化を推進する提案を行う。

【報道発表資料】
ヤマザキマザックとシスコシステムズ、製造業のIoT化推進とクラウドサービスの開発に向けた協業に合意

【関連情報】
最先端技術による次世代工場 「MAZAK iSMART Factory」へ 米国標準規格「MT Connect」を本格採用(ヤマザキマザック 2014年11月)
IoTを安全に実現する「MAZAK SMARTBOXTM」を開発 サイバーセキュリティに対応したIoT対応ネットワーク スイッチ シスコシステムズ社と共同開発、当社 米国工場に先行導入(ヤマザキマザック 2015年11月)

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板垣 朝子(いたがき・あさこ)

WirelessWire News編集長。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。2013年春、長年住んだ中目黒を離れて、世界一高い電波塔の近所で下町生活を満喫中。

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