WirelessWire News The Technology and Ecosystem of the IoT.

capture image: World's First Spinner Mobile Chilli K188(chilli mobile)

回る「スピナーフォン」

2017.11.27

Updated by WirelessWire News編集部 on 11月 27, 2017, 11:58 am JST

フィジェットスピナー、あるいはハンドスピナーは昨年から今年にかけて世界的に人気を博して、さまざまなタイプのものが売り出された。形も三角形、四角、棒状などバリエーションが増え、色もいろいろある。ボールベアリングの品質により回転持続時間もまちまちで、値段も数百円から数千円と幅広い。暇つぶしだけでなく、精神が安定する、集中力がアップする、米国では学校への持ち込みが禁止された、などと騒がれた。

どうやら話題も一段落したかのように思われたのだが、9月になって中国の「Chilli Mobiles」「K188」というスピナーを売り出した。

このスピナー、羽根が2枚のタイプで、指先でつまめるほどの小ささ。重さは200g。クルクルとよく回るので、暇つぶしにも気持ちを落ち着かせるためにも使える。しかもこのハンドスピナーは、1インチの小さなスクリーンとキーパッドがついていて、電話機として使うこともできる。

カメラはないが、Bluetoothでスマホと連動させることもできるし、通話だけでなくショートメッセージの送受信も可能。Amazonインドなどでは992インドルピー(1700円程度)などで売られている(「Chilli Spinner Phone World's Slimmest Mobile Phone 」)。

実はGoogleも、今年7月にスピナー(Googleで「spinner」を検索)をローンチしているが、こちらには通話機能はない。

ちなみに、世界最小を謳うフィーチャーフォン「Nano Phone C」は、サイズ94.4×35.8×7.6mmで、重さはスピナーの7分の1ほどの30g。2017年春にロシアのElariが発表し、イギリスやインドなどで売り出している。価格は5000円弱。GMS対応なので、日本と韓国を除くアジア諸国と欧米諸国で使える。

スマートフォンは機能満載ではあるが、逆にほとんどの機能が多くの人々には必要とされないものになっている、という側面がある。通話という原点に立ち返りたい消費者は意外に多いのかも知れない。また、ガラパゴス携帯と違ってGSMはグローバル市場を相手にすることができるため、各国での市場はニッチであってもビジネスとしては成り立つという面もあるだろう。

WirelessWire Weekly

おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)

登録はこちら

RELATED TAG