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IoTデバイスをすぐ接続できる「BLEルーター」、2年の通信料込みで1万5000円から

2018.05.24

Updated by Naohisa Iwamoto on May 24, 2018, 06:25 am UTC

IoTデバイスをネットワークに接続し、クラウドなどにデータを集めるには通信回線の用意が課題となりがちだ。福岡のIoTデバイス開発企業Braveridge(ブレイブリッジ)は、既存の回線を使わずに手軽にIoTを実現できる「BLEルーター」を開発し、こうした課題に対応する。

Braveridgeが開発した「BLEルーター」は、IoTデバイスをBluetoothで接続し、集約したデータをLTE網やLPWA網を介してサーバーなどへ送るゲートウエイ機能を備える。特徴の1つは、「BT5.0-LongRangeモジュール」を開発し、搭載したこと。最新のBluetooth 5が備える低消費電力で長距離の通信ができるLong Rangeに対応したモジュールで、約1kmの距離までにあるBluetoothデバイスとデータ通信が可能になった。もう1つの特徴は、提供の形態。販売モデルとしては、LTEと接続する「BLE to LTEルーター」の場合で、「2年間のSIM通信費を含んで1万5000円から」といった形を検討しているという。月額の通信料金の支払いは不要で、物理的な「BLEルーター」を設置するだけでIoTデバイスをネットワークに収容できるようになる。

収容できるBluetooth端末は、BLEルーター1台あたり20台まで。汎用OSではなく独自のファームウエアで制御することにより、ハッキングや不正侵入といったIoTデバイスやゲートウエイのセキュリティ面での不安を低減させる。また、BLEルーターを利用したIoTアプリケーションの利用に適した「インターフェースサーバー」も開発した。これは、アプリケーションサーバーを介することなく、インターネットを介してBLE機器と直接やり取りするサーバーで、IoTサービスを提供するスマートフォンアプリとの連携を容易にする。

【報道発表資料】
ネット環境不要で広域通信可能な『BLE ルーター』発表&「真のIoT」実現を加速すべく、ジャフコから5億円調達

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。