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中国の5G契約数、2020年末には世界全体の8割近くに(他2本)

5G News December 1st week,2020

2020.12.03

Updated by Wataru Nakamura on December 3, 2020, 19:28 pm JST

中国の5G契約数、2020年末には世界全体の8割近くに【South China Morning Post 11/30】
スウェーデンのエリクソンは現地時間11月30日、世界のネットワークトレンドに関する最新の「Mobility Report」をリリース。この中では世界の5G契約数が2020年末に2億2000万件に達し、うち8割近くにあたる1億7500万件を中国の契約が占めるという予想が打ち出されている。中国では2020年末の携帯電話契約全体に占める5G契約の割合が11%に達する見込み。一方でこの数字は北米では4%、欧州では1%にとどまるという。

原文:5G: China will account for nearly 80 per cent of global subscriptions by end-2020, Ericsson says

Togocom、西アフリカ初の商用5G網をスタート【Developing Telecoms 11/27】
トーゴ共和国の携帯通信事業者であるトーゴコム(Togocom)は先ごろ、首都のロメでの商用5Gネットワークの提供を開始。フィンランドのノキアが通信機器や関連するソリューションを提供する新たな5G網は、同国の既存の4G網の2倍のダウンロード速度を実現するといい、アフリカ全体では3番目、西アフリカでは初の商用5G網となるという。

原文:Togocom claims first West African commercial 5G network
原文:Nokia outlines its role in Togocom’s 5G plans

MTSとエリクソン、ロシアのPolymetalに5Gへのアップグレードを見据えたローカルLTE網を構築へ【Telecompaper 11/24】
ロシア携帯通信大手のMTSは先ごろ、現地資源企業のポリメタル(Polymetal)と自営無線網構築に関する契約を締結。MTSはエリクソンと協力し、サハ共和国にあるポリメタルのNezhdaninskoye金鉱に将来的な5Gへのアップグレードを予定するローカルLTE網を構築するという。

原文:MTS, Ericsson to build private 5G-ready network for gold mining company Polimetall

 

第5世代移動通信システム(5G)に関連するトピックスや5G関連ニュース、オピニオン等をお届けするサイト「第5世代モバイル推進フォーラム(5GMF)」ではより記事の内容をより詳しく紹介しています。
https://5gmf.jp/

中国の5G契約数、2020年末には世界全体の8割近くに

https://5gmf.jp/overseas/4160/

西アフリカ初の商用5G網をスタート

https://5gmf.jp/overseas/4146/

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中村 航(なかむら・わたる)

1985年生まれ。福岡県福岡市出身。翻訳者。テクノロジーやファッション、伝統工芸、通信、ゲームなどの分野の翻訳・校正に携わる。WirelessWire Newsでは、主に5G、セキュリティ、DXなどの話題に関連する海外ニュースの収集や記事執筆を担当。趣味は海外旅行とボードゲーム。最近はMリーグとAmong Usに熱中。