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脱ハンコって簡単にできるの? セキュリティは大丈夫?--DX Security Week Day4

2021.02.17

Updated by Naohisa Iwamoto on February 17, 2021, 18:48 pm JST

新型コロナウイルス感染症の拡大が、ハンコ社会だった日本の商習慣にも大きな影響を与えている。在宅勤務が強く求められる時期ですら、ハンコを押すためだけに出社するという「課題」は強く印象に残っていることだろう。しかし、これまでハンコをベースにしてきたワークフローや契約手続きなどは、簡単に電子化することはできるのだろうか。セキュリティはどのように担保すればいいのだろうか。

一方で脱ハンコのムーブメントは、これまでなかなか変革を起こせなかった日本の紙ベースの業務プロセスを大きく変え、デジタルトランスフォーメーション(DX)の実現に一歩近づくためのきっかけにもなる。安全に運用するためのセキュリティさえ確保できれば、業務に大きな効率化や省力化のメリットを生み出すことができる。

そうした中で、ライブ感を重視したオンラインイベント「JAPAN Security Summit : DX Security Week(LIVE)」の Day4では、「新たな商習慣である電子印鑑・電子署名を安全に実装する方法とは」をテーマに下記のセッションを開催する。セッションを通じて、電子印鑑・電子署名をセキュアに活用するためのポイントや、手軽に導入できるソリューションについて学んでもらいたい。

「参加登録いただければ、当日のタイミングが合わない場合でも、一定期間登録者特典として見逃し視聴のURLをご連絡しますので、ご都合の良いときにDX Security Week(LIVE)のセッションをご確認いただけます」

DX時代におけるビジネスプロセスのデジタル化に必要な仕組みとは

●2021.03.04(木)10:00-11:00
●サイバートラスト マーケティング本部 プロダクトマーケティング部 田上 利博氏

DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進により、電子データの真正性を確保するための電子署名を利用した電子契約において、ビジネスプロセスのデジタル化が急速に進んでいます。書面の電子化により「印鑑による捺印や書類の郵送などによる面倒な契約手続きからの脱却」「検索性・保存性・即時性による業務の効率化や人件費の削減」などのメリットがあります。本セッションでは、契約の電子化を含む電子文書の真正性を確保し、本人確認のデジタル完結を実現するためのトラストサービスをご紹介します。

・参加費:無料
・参加登録:登録ページへ

『本当になくて良いのか!?』ドキュメントにも電子印鑑を提唱するシヤチハタ

●2021.03.04(木)13:00-14:00
●シヤチハタ 経営企画本部 システム法人営業部 部長 小倉 隆幸氏

新型コロナウイルスの影響でテレワークや在宅勤務が急増し、その存在が大きな社会課題になったのが「印鑑」です。「シャチハタ」と呼ばれるネーム9で有名なシヤチハタは、電子印鑑・電子決裁サービスにも進出し、最新の「Shachihata Cloud」では使い勝手とセキュリティを高めたサービスを提供しています。ハンコを押すためにテレワーク中に出勤する、印刷して捺印した書類をPDF化して送る--といった無駄をなくし、業務を効率化させるために、手軽で使い勝手の良いShachihata Cloudについての情報を入手するチャンスです。

・参加費:無料
・参加登録:登録ページへ

電子署名選択の要諦

●2021.03.04(木)15:00-16:00
●NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)電子署名WGリーダー 宮崎 一哉氏

コロナ禍による働き方の変化により、電子署名や電子契約の仕組みの導入が必要であることは、かなり多くの企業が思い始めていることでしょう。しかし、そこで大きな問題は「何をどう選んだらいいか、わからない」ということです。このインタラクティブセミナーでは、脱ハンコ化を推進する際のチェックポイントを、最新情報を交えて解説します。ユーザーがベンダーに尋ねるときに必要な情報だけでなく、実装に関わるベンダーやインテグレーターにも役立つ情報が満載です。

・参加費:無料
・参加登録:登録ページへ

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。