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サムスン、韓国の5つの組織にローカル5Gソリューションを提供へ

5G News Sep 1st. week, 2022

2022.09.02

Updated by Wataru Nakamura on September 2, 2022, 16:28 pm JST

サムスンは8月31日、韓国国内の政府機関や民間企業など5つの組織にローカル5Gソリューションを提供すると発表した。このプロジェクトは、韓国のローカル5Gエコシステム推進を目指す政府の取り組みの一環。国内のローカル5G専用周波数帯である4.7GHzおよび28GHzを活用し、エネルギーや安全、水資源管理、医療などの分野で次世代ユースケースを探る。

5組織のうち公共部門では、韓国電力公社、韓国産業団地公団、韓国水資源公社の3つの政府機関と協力する。電力公社とは、スマートグリッド技術の導入やデジタルツインの構築による安全性・効率性の向上といった取り組みを行う計画。産業団地公社とは、様々な作業現場への5G駆動のデジタル安全プラットフォームの配備を予定している。また、水資源公社とは、河川や浄水場のデジタルツインを構築し、洪水被害などの水関連災害の予測や水管理の精度向上などに役立てる。

一方、民間部門では、国内最大規模で最先端の技術を持つ梨花女子大学校木洞病院およびサムスン医療院と協力する。梨大木洞病院は、コンピュータ断層撮影(CT)の3Dレンダリングなどのスマート医療サービスの導入、サムスン医療院はARグラスを活用した遠隔トレーニングなどの医療教育プログラムの強化にローカル5G網を活用する計画だ。

なお、サムスンは今年6月、韓国初のローカル5G網立ち上げでNAVER Cloudとの提携も発表している。NAVERの第2新社屋「1784」にローカル5Gを導入し、クラウドベースの自律型モバイルロボットの運用などに活用することを明かしていた。

[原文/関連情報]
Samsung Electronics To Deliver Private 5G Network Solutions to Korea’s Public and Private Sectors
Samsung to Deliver Private 5G Network Solutions to Five Korean Organizations
5 Korean organizations pick Samsung to build private 5G networks

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中村 航(なかむら・わたる)

1985年生まれ。福岡県福岡市出身。翻訳者。テクノロジーやファッション、伝統工芸、通信、ゲームなどの分野の翻訳・校正に携わる。WirelessWire Newsでは、主に5G、セキュリティ、DXなどの話題に関連する海外ニュースの収集や記事執筆を担当。趣味は海外旅行とボードゲーム。最近はMリーグとAmong Usに熱中。

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