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2023

  • 単線的な物語がもたらす理解の狭隘化

    2023.05.30

    「わらしべ長者」は誰でも一度は聞いたことがある。『宇治拾遺物語』巻七の「長谷寺参籠の男、利生に預かる事」が原話の一つだが、さまざまな伝承や異本があるし、絵本やアニメにもなっている。それでも、物語には共通する筋立てがある。

  • デジタル時代とChatGPTの終焉について 5月30日(火)18:00

    2023.05.26

    DX、Web3、NFT、ChatGPT。ビジネスの世界はデジタルをどう使うか、世の中はどう変わるのか、そんな話題に溢れている。コロナ禍によって急激にデジタル化、ネットワーク化は加速し、オンライン消費の伸びも顕著だ。シンギュラリティも近いのではないか? という話も声高に語られ始めている。

  • 実は謎多き梅雨前線

    2023.05.25

    雨の日が続きがちな梅雨。梅雨はご存じの通り、梅雨前線によってもたらされる。前線とは性質の違う空気の塊どうしの境目であり、前線のある場所には雲が発生しやすい。梅雨前線は停滞前線と呼ばれる種類のものである。

  • 人工知能規制、資本主義批判、民主主義再考

    2023.05.22

    米上院の公聴会に召喚されたOpenAIのサム・アルトマンCEOが、「AIに規制は必要」と発言したことが話題になりました。ディープラーニング分野に多大な貢献をしたAI研究の第一人者であるジェフリー・ヒントンが、Googleを退社して「AIは人類の脅威になる」と警鐘を鳴らすのと合わせ、今のAIを巡る報道には不安をかきたてる浮足立った空気があります。

  • ウランを芸術のメディアとして見ると、なぜ新しい科学のあり方が観えてくるのか? 混沌からの秩序、科学哲学、科学人類学、エコクリティシズム

    2023.05.22

    ウランを芸術のメディアとして見ている人たちがいる。もちろん、そのウランは、原子力から核兵器まで使われる元素のウランのことである。芸術と言われると違和感があるが、例えば「ウランガラス」と呼ばれる蛍光を発するガラス細工がある。

  • イギリスで注目される AI 企業

    2023.05.22

    AIというとアメリカの会社が注目を浴び がちですが、イギリスをはじめとする欧州も、実は情報通信産業は強く、意外と面白いAIの会社が存在しています。

  • 銀座の宝飾店強盗事件から考えるAIの活用

    2023.05.19

    日本では最近、銀座の高級宝飾店が昼間に強盗に襲われるという大変ショッキングな事件がありました。私がこの事件を見てとても驚いたのが、日本では高級品を扱っている銀座の店舗ですらセキュリティ対策が大変緩かったということです。