IT分野専門の調査会社MCAは2014年5月22日、通信キャリアの設備投資に関する調査結果を発表した。それによると、2013年度の設備投資総額は2兆7500億円と推計されるが、今後主要3グループの設備投資額は減少傾向にあると予想している。
2014.05.22
KDDIは2014年5月21日、複数の周波数帯の帯域を同時に使って通信する「キャリアアグリゲーション」(CA)のサービスを開始した。同日時点で対応するのは、2014年夏モデルとして5月15日に発売された「GALAXY S5 SCL23」となる。
2014.05.21
前週の連休気分から一転して、ニュースが怒涛の勢いで押し寄せてきた一週間。NTTドコモはVoLTE対応など夏モデルを一挙発表、ケイ・オプティコムはKDDI回線を使う格安SIM、格安スマホを発表し、当初のキャンペーン1000台があっという間に売り切れた。M2M関連の話題も多く、LTE対応の通信モジュールやアンテナ型のPHS端末などがお目見えした。ブラジルで開催されるサッカーワールドカップを8Kスーパーハイビジョンで伝送してパブリックビューイングする試みも行われるとの発表があった。
2014.05.19
カカクコムは2014年5月16日、同社が運営するグルメサイトの「食べログ」とEC決済事業を手がけるベリトランスが共同で、スマートフォンなどを使った飲食店向け決済サービス「食べログPay」を開始したと発表した。スマートフォンやタブレット端末にカードリーダーを挿すだけで、決済サービスが提供できる。
2014.05.16
近畿地方で通信事業を展開するケイ・オプティコムは2014年5月15日、KDDIのネットワークを利用したモバイルサービス「mineo」を6月3日から全国で提供すると発表した。LTEによる高速データ通信だけの利用ならば月額980円(税抜き、以下同)、音声通話付きでスマートフォン「DIGNO M」(京セラ製)とセットにしても月額3590円から利用できる。
2014.05.15
NTTドコモは2014年5月14日、2014年夏モデルの12機種のラインアップを発表した。スマートフォンが6機種、タブレットが2機種、フィーチャーフォンが2機種、らくらくスマートフォンが1機種、発表済みのモバイルルーターが1機種で、全12機種のラインアップとなる。そのうち、スマートフォン4機種とタブレット2機種の6機種が、国内初となるLTEによる音声通話サービス「VoLTE」に対応する。また、新しいサービスとして雑誌読み放題の「dマガジン」などもアナウンスした。
2014.05.14
NTTドコモは2014年5月13日、ドコモのサービス基盤の業務を運営する全国9社の子会社「ドコモCS」を7月1日に設立すると発表した。既存の機能分担子会社25社の業務を9社のドコモCSを含む12社に集約する。
2014.05.13
KDDIは2014年5月12日、高速データ通信サービスのLTEに対応した通信モジュール「KYM11」を5月19日に発売すると発表した。KDDIによれば、LTE対応通信モジュールの提供は国内初とのこと。KYM11の発売と併せて、LTE対応通信モジュール専用の料金プランを2種類用意する。
2014.05.12
大型連休を挟んだこの2週の間に、新製品の発表や決算発表などモバイル関連では大きなニュースがあった。KDDIは夏モデルの新製品を発表、すでに発表済みのキャリアアグリゲーション(CA)による最大150Mbpsのサービスに加えて、最大110MbpsのWiMAX2+も利用できる端末を投入し、実効速度の向上を目指す。決算はKDDIとソフトバンクがともに増収増益。ソフトバンクは米スプリントの買収効果などを合わせて、NTTドコモを規模で抜き去ったことをアピールした。