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清水 亮 ryo_shimizu

新潟県長岡市生まれ。1990年代よりプログラマーとしてゲーム業界、モバイル業界などで数社の立ち上げに関わる。現在も現役のプログラマーとして日夜AI開発に情熱を捧げている。

OpenAIのDALL-Eで改めて問われる「美意識」の重要性

年頭(1月4日)の記事で、筆者は「GPTを中心としたTransformerをクロスモーダルに適用する例が年内に出現するだろう」と予測したが、予測より遥かに早く、その一番目の例が公表された。イーロン・マスクやMicroso […]

2021.01.08

2021年、AIには何ができて、何ができないか

AIは近年、驚くような変化が毎月のように訪れている。 筆者の主宰する私塾では、上級会員向けに月に一回、AIに関する最新情報をシェアし、考察を加えるといったことを4年ほど続けている。 始めた当初は「そんなに毎月話すことがあ […]

2021.01.04

会社経営の真実がわかる277ページ

会社に郵便が届くと、最近は僕の手元にくるまでにタイムラグが有る。 昨日、届いていた本を見たら、あまりのヒキの強さに一気に全部読んでしまった。 本書は筆者の友人でもある合同会社ゲンロンの東浩紀氏による、「経営奮闘記」である […]

2020.12.11

これからの意思決定者に求められる資質

飯塚修平著の「ウェブ最適化で始める機械学習」を読んだ。先月出たばかりの本だが、コロナ禍でなかなか会社にいけなくて受け取るのが遅くなってしまった。 一言で言って、素晴らしい本である。 テーマはタイトルの通り「Web最適化」 […]

2020.12.09

アニメーションとプラモデル、そしてコンピュータグラフィックスとAI

スネ夫や矢吹ジョーのヘアスタイルは、立体化しようとすると矛盾する、という話がある。 実際に矢吹ジョーのようなヘアスタイルの人間というのはいないだろうし、それを真面目にトレースしようとするとギャグになる。たとえば稲中卓球部 […]

2020.11.13

チャットボットの憂鬱

実は筆者は四年ほど前から、毎月AIに関する個人的な勉強会を開催している。 もともとは月謝3万円ほどだったが、法人として活動するのをやめて個人の活動に切り替えたので、1万円にしてnoteの「サークル」という機能で管理するよ […]

2020.11.11

AIはどこまで人間の美意識や道徳を「わかる」ようになるのだろうか

AIに関係する論文の発表数はべらぼうに多い。 毎日のように新しい論文が発表されるので、これに全て目を通すのは至難の技だ。 かといって、著名人や大企業の発表ばかり追いかけていると本当に新しい発見を見逃す可能性がある。 とい […]

2020.11.09

AIの設計そのものを自動化する時代の到来

誤解を恐れずに言えば、ニューラルネットワークのプログラミングは、とても簡単です。 実は以前、知人の会社がAIを理解するために会社で代数幾何学の勉強会を始めたと言ったとき、それは極めてナンセンスだと指摘したことがあります。 […]

2020.10.28

AIの想像力が人間を超えるとき。深層強化学習のブレイクスルー、D3RLの衝撃

「最近のAIがすごい」と言われてからもう6年ほどが経過した。 なかでも人目を引いたのは、なんといっても2016年のAlphaGoだろう。最難関ゲームの一つと言われる囲碁において、人間のトップ棋士に対しAIが圧勝したのであ […]

2020.10.08

アルゴリズム構造+データ=AI

久しぶりに夢を見た。 夢の中では、一冊の本があり、たまたま開いたページではプログラミング言語の一種であるSmalltalkとAIが奇妙なブロック図で繋がれていた。 そういえば、奇しくもSmalltalkという言語はその名 […]

2020.09.01

AIとオセロで考える「説明可能なAI」に求められる要件とは

もともとオセロのAIというのは基本中の基本である。チェスのAIと並んで、いや、それ以上に日本ではポピュラーだった。オセロのAIは、日本で最初にマネタイズに成功したAIと言ってもいいだろう。 厳密にはオセロはツクダオリジナ […]

2020.08.17

AI戦略論の視点でビジネスを三層に分けて見る

先日、本欄で紹介した戦略論をAI時代から見直した改定版には大きな反響があった。 この二つの話題は筆者のライフワークでもあるため、もう少し掘り下げたことを考えてみたい。 まず、おさらいだが、本欄でいう用語の整理は下図のよう […]

2020.08.06