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清水 亮 ryo_shimizu

新潟県長岡市生まれ。1990年代よりプログラマーとしてゲーム業界、モバイル業界などで数社の立ち上げに関わる。現在も現役のプログラマーとして日夜AI開発に情熱を捧げている。

表現手段としてのAIプログラミング教育

 先日、初の義務教育段階の児童・生徒が全国規模でプログラミングの表現力を競う、全国小中学生プログラミング大会の最終審査会と表彰式が開催され、大盛況のうちに終了しました。  小中学生全ての作品を通じて最も優れた作品に授与さ […]

2016.10.25

プログラミング教育のさらに先、AIを活用するための人材育成とは

 人間は生まれながらのサイボーグであるという説(Natural born cyborgs)があります。  この連載では前回、AI全盛時代には知能サイボーグ化した人間とそうでない人間の間に大きな格差が生まれる可能性を示唆し […]

2016.10.23

10年後、AI全盛時代にどう生きる?100年前の事例から考える

 先日当欄でも告知したように、新刊「よくわかる人工知能」の出版記念イベントで品川女子学院の漆紫穂子校長先生との対談イベントを角川第一本社ビルで行いました。  漆先生といえば、家業として継いだ品川女子学院を、中1の生徒5人 […]

2016.10.20

AI隆盛時代のエリートを作るこれからの教育

 最近、筆者が興味を持っているのはサイボーグです。  サイボーグと言っても、攻殻機動隊に出てくるような、人間と機械が物理的に神経接続され、融合されたものではありません。  人間は生まれながらのサイボーグである、という主張 […]

2016.10.11

①コンピュータの未来とは?-人類補完計画

コンピュータが誕生してから現在でおよそ50年。この短い歴史を見れば、まだまだコンピュータは発展の過渡期にあるといえる。実は現在ある技術の全てが1970年代にアメリカのパロアルト研究所で考え出されたものであり、その研究所に訪れたビル=ゲイツとスティーブ=ジョブズが現在のコンピュータの原型を創った。

2016.10.10

深層ニューラル・ネットワークの効率を劇的に上げる「蒸留」

 深層ニューラル・ネットワークの世界はつくづく進歩が著しいと思います。  筆者も日々怒涛のように押し寄せる新情報を取捨選択しながら、毎日異なる人工知能をプログラミングしてやっと追いついている、というのが実情です。額に汗し […]

2016.09.30

AI時代の鍵を握るのはデータオーギュメンテーション技術

 AIを強化するためには学習のもととなるデータセットが必要です。  しかし、”彼ら”が学習するためのデータセットは、既存のWebサイトや大企業が収集している膨大なセールス情報、いわゆるビッグデータ […]

2016.09.27

シン・ゴジラとAI ―人工知能のIQをどう測るか

 巷で話題のシン・ゴジラですが、「今日あたりそろそろ落ち着いているかな」と、立川の極上爆音上映を朝から見に行こうかと思ったらなんとほぼ満席。未だにコレだけ人気があるというのは凄いことです。  これはもう平日行くしかないの […]

2016.09.25

明晰な知能とはどういうことか

 「頭の良さ」とはなんでしょうか。  よく、「あの人は頭がいい」とか、しばしば「彼は地頭はいい(けど性格が・・・)」とかいいますが、どんなに頭が良い人でも囲碁や将棋でAIに勝つことはできない時代に突入しています。  とい […]

2016.09.22

狩猟は体力、農耕は頭脳、ではAIの時代は何で差別化されるか?

 「AIの発明は農業の発明に匹敵すると思う」  その言葉が筆者の頭のなかをぐるぐると駆け巡り続けています。  まだ書籍化されていませんが、今年の春のインタビュー、この言葉を発したのは他ならぬ東京大学の松尾豊准教授です。 […]

2016.09.06

女を演じる男と、女を演じる男を演じる人工知能

 ネットの世界には、むかしから女性を演じる男性が居ることはよく知られています。  そういう人をネットオカマ、略して「ネカマ」と呼びます。  何故彼らは敢えて女性を演じるのか。  それを知るために、一度筆者も好奇心からネカ […]

2016.08.30

もし不老遺伝子が特定されて、人類の平均寿命が1000歳になったら

 二年ほど前、ブルック・ミーガン・グリーンバーグさんという20歳の女性がこの世を去りました。  世間を驚かせたのは、このブルックさんが年を取らない奇病にかかっていたことです。  彼女は1歳10ヶ月くらいの状態で年を取らな […]

2016.08.26