2010年9月末から11月にかけて、アクセス解析サービスを提供するサーバが断続的に改ざんされ、悪意のあるサイトへ誘導するスクリプトが埋め込まれました。このため、このサービスを導入しているサイト(複数の有名サイトを含む)を閲覧したユーザがドライブバイダウンロードによってmstmpと呼ばれるマルウェアに感染し、被害が広がりました。
2011.12.02
今月のXi Watching Reportは、引き続きXiの月次契約動向と会社計画に対する進捗状況を確認すると共に、先日イー・モバイルより公表されたLTE導入計画ついて考察したい。
2011.12.01
ノキア シーメンス ネットワークス特別研究員のハリー・ホルマ氏のプレゼンでも今後の要素技術としてその名が挙げられていた「SON」(Self-Organizing Network)。従来は実地で測定車両を走らせて電波環境を調査した結果をもとに人手でネットワーク設計やその最適化を進めていた。こうしたプロセスを自動化できるSONの働きを、デモで目の当たりにすることができた。
eXperience DayのLTE-Advanced展示コーナーでは、複数の周波数帯を組み合わせて通信するキャリアアグリゲーションの実演が行われた。デモでは、2つの帯域で合計300Mbpsの通信速度が得られることや、端末の電波状態により自動的に利用する帯域を調整する様子が見られた。
「10年後には無線データトラフィックは1000倍になる可能性があります」。ノキア シーメンス ネットワークス(NSN)が開催した「eXperience Day」の記者説明会では、同社研究所 無線システムパフォーマンス 特別研究員のハリー・ホルマ氏が講演を行った。タイトルは「Beyond 4G――4Gの先を見据えて」。グローバルの無線通信のトレンドから将来へ向けたソリューションを解説した中で、冒頭の衝撃的とも言えるトラフィック予測が提示された。このトラフィック急増にどう通信事業者は対処したらいいのか、それが4G以降の通信の課題となる。
ノキア シーメンス ネットワークス(NSN)は2011年11月に、プライベートイベント「eXperience Day」を開催した。ネットワークの未来を指し示すイベントから、プレゼンと展示の様子をレポートする。
2011年10月29日、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)は、地域分散ネットワーク技術「NerveNet」の公開デモンストレーションを実施した。NerveNetの技術についての解説を、同研究機構 光ネットワーク研究所 ネットワークアーキテクチャ研究室 専攻研究員の大和田 泰伯氏にご執筆いただいた。後編では、ネットワーク実現のためのアーキテクチャについて詳しく解説する。
2011.11.21
前回の報告では、インド、中国、南アフリカといった新興国の回答者が、モバイル先進国である日本・韓国、および欧米先進国と比較し、同等以上に積極的に携帯電話を利用する姿の一端をご紹介した。簡単に述べると、新興国ユーザはスマートフォン、モバイルインターネットの利用に積極的で、更には新しい機能を使うことに対して貪欲であるという結果である。今回は、携帯電話を通じたインターネットの利用動向のうち、その内訳に迫ってみたい。
2011.11.17