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WirelessWire News編集部 wwn_editor

瞼の微動から病気を診断する「EMM:Eyelid Motion Monitor」

イスラエル工科大学(テクニオン)電子工学部のLevi Schächter教授と博士課程のAdi Hanuka氏が開発したEMM (eyelid motion monitor)は、人の瞼(まぶた)の動きをモニタリングする装置で、医療に応用する。すでに2年間、HaEmek Medical Center で臨床試験を行なっており、実用化の準備が勧められている。

2017.10.13

変動するホテル料金をトラッキング: Pruvo

たくさんあるホテルの比較ができるサイトは、テレビCMを使ったプロモーションを世界各国で積極的に展開している「trivago」、「Booking.com」、「Travelocity」などすでにいくつもある。これらは、その時点の最安値を提示してくれて予約ができるというものだが、Pruvoは予約の後に働き始める。

2017.10.11

ストーカーが歓迎するかも知れないサービス「Informed Delivery」

「インフォームド・デリバリー」は、アメリカの郵便公社(USPS)が提供するサービスで、630万人が利用するほどの人気を誇る。無料アプリもiOS、Androidのほか、Windowsで提供されている。

2017.10.10

ダークウェブとダークネット

ダークネットは、元々、2011年に枯渇したとされるIPアドレス(IPv4)のうち、配布されていながら実際にはホストが割り当てられていないアドレス、つまり使われていないアドレス群を指す言葉だった。

2017.10.06

IoTデバイスからスパムをまき散らすLinuxトロージャン

ロシアのセキュリティ会社、Doctor Webによると、Linux.ProxyMというトロイの木馬がスパム・メールの大量配信を行なっていることが判明した。

2017.10.05

モバイルペイメントの現在(いま)──2020年に向けて、日本は世界のモバイル決済事情から何を学ぶべきか

東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年を目標にキャッシュレス化を推進する日本は、モバイル決済の普及が進む各国の経験から何を学ぶべきでしょうか。世界のモバイル決済事情を追い続けているITジャーナリストの鈴木淳也氏が、各国の事例をひもときながら、キャッシュレス社会の実現に向けた課題を解説します。

2017.10.02

iPhone Xを支えるイスラエル技術

アップルはイスラエルのスタートアップを4社買っており、いずれもiPhoneやiPad、さらにはMacBookに搭載され、それらの製品を特徴づけることになっている。iPhone Xはイスラエル技術者が支えていると言って良いだろう。

2017.09.29

手書き文字の終わりの始まり?

オックスフォード大学で、試験にノートPCやiPadなどの持ち込みを許し、解答を手書き文字ではなく、キーボード入力させてはどうかという検討が行われているという。学生からの要望ではなく、採点する側から、解答用紙の学生の手書き文字が下手で判読できないという文句が上がっているためのようだ。

2017.09.27

「学ばせる」プログラミングが、最も「学べる」可能性

イスラエル工科大学(テクニオン)のロボティクス&ディジタル技術教育センターに集められた、高校生と大学初年度の学生たちに、ロボットを学ばせるに当たって、ある試みが行われた。ロボットが行うべき単純なタスクを設定し、それを実行できるように学生たちにプログラムを組ませるのではなく、ロボット自身が、試行錯誤を通じて、より良い方法を学ぶようにプログラムを作らせたのだ。

2017.09.25

サイバーセキュリティのスキルを持ったAI

今現在、ほぼ全ての組織の情報通信システムは、サイバー攻撃の対象となり得る。しかしその全ての組織が、大勢のエキスパートを雇い、セキュリティー防衛の陣容を整えて、十分な24時間監視体制を敷くことができるわけではない。

2017.09.22

呼気で病気を嗅ぎ分けるナノテク鼻

「ナノーズ(Na-Nose)」という技術は、「Nano Artificial Nose」ーーつまり、「ナノ人工鼻」から作った造語だ。数々の科学賞を受賞してきたイスラエル工科大学(テクニオン)の有名教授、ホッサム・ハイク氏(ナノテクノロジー、化学工学)が開発を進めている。この人工のナノテク鼻は、鼻の形はしていないが、人の病気を呼気(吐く息)から嗅ぎ分けることができるという。

2017.09.20

道路標識への落書きが、自動運転車の致命的な誤作動を招く

もし自動運転車ばかりが走り回る未来社会が来たときには、信号機や道路標識、行き先案内板などは、近距離無線のビーコンになっていて、自動運転車の受信機が無線で情報を受け取るようになるかもしれない。当分の間、自動運転車は搭載しているレーダーやセンサー、カメラ、GPSなどからの情報を瞬時に分析しながら、速度や方向を変えて、進んだり止まったりするはずだ。標識を誤認識しないことが重要となってくる。

2017.09.15