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  • パンデミックの最中でも成功したドバイ万博に学ぶ

    2024.04.02

    ドバイ万博は2021年10月1日から2022年3月31日の期間、UAE(アラブ首長国連邦)のドバイで開催された国際博覧会(登録博)である。参加国/国際機関は192に、会期中の入場者数は約2,400万人に達した。

  • 研究の流行、追うべきか追わざるべきか

    2024.03.28

    大学に入りたての頃、ある人文地理の教官から、研究者の二つのパターンという話を聞いたことがある。曰く、たいていの研究者は、その時々の学問的な流れに従い、今流行っているテーマを集団で追求する。ただし、そこには例外もあり、こうした流行の変遷とは関わりなく、自分にとっての大テーマに取り組む研究者もたまにいる。

  • その便利さは誰のため? AI技術を実装する前に問うべきこと

    2024.03.26

    AI技術は、私たちの日常生活のあらゆる場面に浸透している。自分の生活を思い起こしてみても、朝起きてスマホやタブレットでその日の天気を確認したり、ニュースを読んだりする際、その天気予報やニュース記事の作成にAIが欠かせなくなってきている。

  • 人間にとって「書く」こととは

    2024.03.21

    思い立って、机の周りの整理をするうちに、四十年近く使っていた万年筆が出てきた。このところ、ワードプロセッサーのお蔭で、すっかりご無沙汰していた。幸い、そのメーカーのインク・リフィルがあったので、入れ替えて書いてみた。懐かしい書き味が蘇る。突然激しい衝動が生まれた。原稿用紙をこのペンで埋めてみたい。

  • データは「ない」ことによって大きな価値を生む

    2024.03.12

    ナイチンゲールがクリミア戦争時、トルコのスクタリ病院で画期的な衛生改革をなしえたことは有名だ。多くの命を救いクリミアの天使と讃えられた。だが、冷徹な統計学者でもある彼女の探求のきっかけは、戦争での死亡率が高いにもかかわらず、戦場での戦死者が少ないことにあった。

  • デジタル漫画『宮崎兄弟物語』ができるまで

    2024.03.07

    荒尾市/荒尾シティプラン(シティモールの運営会社)/紀伊國屋書店の三者で「荒尾市立図書館の質の向上とあらおシティモールの活性化に関する連携協定」を締結した際、紀伊國屋書店には施設内への書店出店の検討及び図書館の移転整備について市への助言をしてもらうことになりました。デジタル漫画を制作するという案は、こうした背景で紀伊国屋書店から提案されたものでした。