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WirelessWire News編集部 wwn_editor

データは「ない」ことによって大きな価値を生む

ナイチンゲールがクリミア戦争時、トルコのスクタリ病院で画期的な衛生改革をなしえたことは有名だ。多くの命を救いクリミアの天使と讃えられた。だが、冷徹な統計学者でもある彼女の探求のきっかけは、戦争での死亡率が高いにもかかわらず、戦場での戦死者が少ないことにあった。

2024.03.12

デジタル漫画『宮崎兄弟物語』ができるまで

荒尾市/荒尾シティプラン(シティモールの運営会社)/紀伊國屋書店の三者で「荒尾市立図書館の質の向上とあらおシティモールの活性化に関する連携協定」を締結した際、紀伊國屋書店には施設内への書店出店の検討及び図書館の移転整備について市への助言をしてもらうことになりました。デジタル漫画を制作するという案は、こうした背景で紀伊国屋書店から提案されたものでした。

2024.03.07

BIツールを導入しただけでは、データの民主化は進まない

データの民主化を成し遂げるためのアクションとして、BIツールの導入やSQLの教育といったアイディアがよく提案されています。つまり、多くのメンバーがデータを扱えるような設備や教育を整えようということです。

2024.03.05

5GMFミリ波普及推進ワークショップ/日本の産業技術最前線 Vol.4
人間中心の産業革命実現に向けたエネルギー×デジタル×モビリティの融合/東京電力パワーグリッド

東京電力パワーグリッド株式会社は、世界最高水準の品質と低コストを実現する送配電ネットワークをコアにした様々な新規事業開発を推進しています。その中でも、今回、話題提供いただく岡本浩氏(東京電力パワーグリッド・取締役副社長執行役員)は、「Utility3.0:人間中心の産業革命実現に向けたエネルギー×デジタル×モビリティの融合」を推進する同社のCTOです。

2024.03.04

提供側の不安なしに次世代の製薬に資する健康医療データの活用法

製薬企業72社(2023年5月時点)が参加する業界団体の日本製薬工業協会(製薬協)は、広く一般に向けて製薬産業が健康医療データを利活用する意義を啓発する活動を続けている。

2024.02.29

日本初のデータサイエンス学部が育てる「データで説得できるゼネラリスト」

データサイエンス系の人材が不足することは、政府の座談会や審議会でも議論されていました。データサイエンスは学問的には、情報学と統計学から成り立っています。私は統計学が専門ですが、実は日本の大学には統計学部がないのです。

2024.02.27

eスポーツで秘境を活性化。ヒトを育てるeスポーツプレイヤー(宮崎県椎葉村)

2022年4月より地域おこし協力隊として、日本三大秘境に数えられる宮崎県の椎葉村で「ヒトを育てるeスポーツプレイヤー」というミッションのもと、地域の活性化を目指しています。

2024.02.22

ひとり歩きをしている「2 : 6 : 2の法則」。アリの集合知はもっと多様な社会を実現している

アリの社会では、働き者、普通の個体、そして怠け者のワーカーの比率は2 : 6 : 2になっており、もし怠け者のワーカーだけを取り出して飼育すると、その集団もそのうちに2 : 6 : 2の比率に収束していく。

2024.02.20

実際に開示請求が起きている、米国クラウド法によるデータの強制取得

皆様はクラウドサービスを使用する際、どのような要素を考慮されるだろうか。費用、セキュリティ対策、使いやすさ、などであろうか。

2024.02.15

データを活用すれば未来を予知できる? ビジネスパーソンによくある誤解

多くの人は、「データの活用」について大きな誤解をしています。ビジネスに関わる大きな問題を解決して自分たちに大きな利益をもたらすとか、未来予知ができてあわよくば自分たちに都合が良い方向へ未来を変えられるような、そんな魔法のような何かだと考えているようです。当たり前ですが、データを使ってもそんなおとぎ話のようなことは起きません。

2024.02.13

5GMFミリ波普及推進ワークショップ/日本の産業技術最前線 Vol.3
リアルとデジタルをアートで接続するイベントにおける技術/IMAGICA EEX・森ビル

今回は、アートやエンタテインメントをテーマに、リアルイベントとデジタル(5G)をミリ波(mmWave)でどのようにアップデートできるかを探るワークショップです。 株式会社IMAGICA EEX 代表取締役CEO兼CCOの […]

2024.02.08

日本を支配する、暗号と空気のダイナミズム

かつて土居健郎という精神分析医が書いた『「甘え」の構造』という本が大ベストセラーになったことがある。この本は、日英両方の言葉をしゃべれる外国女性が、自分の子供について英語で語っていた時に、「この子はあまり自分に甘えない」という部分だけ日本語でしゃべって土居が驚いたという逸話から始まる。