4月20日、総務省のICTタスクフォース合同部会で行われた「光の道」実現に向けての課題についてのヒアリングが行われ、NTTからの光回線の完全分離を求めるソフトバンク・KDDIらとNTTが真っ向から対立した。
2010.04.22
総務省は4月9日、平成2011〜2013年度の電波利用料の見直しに向けて、「電波利用料制度に関する専門調査会」を発足することを明らかにした。4月19日に第1回会合を開き、8月を目途に取りまとめる予定である。
2010.04.13
原口一博総務大臣は、4月9日閣議後の記者会見において、2011年7月の(地上波テレビ放送)完全デジタル化に向け、電波の再編成を検討する意向を明らかにした。他省庁との調整も必要となることから、現在あるICTタスクフォースの枠組みの中で議論を行い、政府全体としての結論を導く。
2010.04.12
通信ネットワーク機器や携帯電話などのメーカーが加盟する情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は、携帯電話のSIMロックのあり方に対しての、慎重な対処を求める意見を公表した。4月2日に総務省が開催した公開ヒアリングで産業界の代表として表明した意見を、改めて世に問う形となる。
2010.04.09
Androidの組み込み機器への搭載を推進する業界団体のOpen Enbedded Software Foundationは、4月7日に新しい開発環境を開発したことを発表した。名称は「OESF Platform Builder」で、Androidを使ってさまざまな組み込み機器を統合的に開発できる。OPBはOESF会員向けに無償配布する。
NTTドコモの「Xperia」の発売やソフトバンクモバイルの「HTC Desire」の予約受付、KDDIの「IS01」の発表──。米グーグルのAndroid端末が、国内の携帯電話市場でにわかに存在感を増してきた。今後、Androidはその地位を固めていけるのだろうか。それを占う数字が、スマートフォン先進国とも言える米国市場の調査結果から見えてきた。
2010.04.08
電気通信事業者協会(TCA)は4月7日、2010年3月末の携帯電話・PHSの契約数を発表した。3月は進入学シーズンで例年大きな純増を記録するが、今年はソフトバンクモバイルが2GサービスのPDCのサービス終了による契約減少の影響を受けて、大幅な純減になった。その他の事業者は順調に契約数を伸ばした。
今回のヒアリングの議論で、今後発売されるすべての端末はSIMによる制限を付けない「SIMロックフリー」にするよう、携帯電話事業者に要請することになった。法制化という強制的な手段は採らず、総務省がSIMロック解除に向けたガイドラインを作成することになった。
2010.04.06
4月1日、NTTドコモのAndroid搭載端末「Xperia」が全国の販売店・ドコモショップで発売された。事前予約数はドコモ史上過去最高の5万台超えとなった。キャリア各社はスマートフォン市場の起爆剤としてAndroidへの期待を高めている。
2010.04.02
KDDIが発表したAndroid端末「IS01」が6月に発売になるのに時を合わせて、Android向けに電子書籍を提供する動きが活発になってきた。一つは、ACCESSによるビューワーと雑誌コンテンツの提供、もう一つは電通とヤッパによる電子雑誌の有料配信サービス「MAGASTORE」(マガストア)のAndroid対応である。
2010.04.01