ドイツテレコムが定額制LTEサービスの受付を開始した。また、ボーダフォン・ドイツも年内のLTEサービス開始と料金計画を発表している。両社ともブロードバンド・ギャップ(固定ブロードバンドが届いていない)の「地方部」からの展開となるのは、今年行われた4G周波数オークションで課せられた義務によるものだ。
2010.09.08
メキシコのFelipe Calderon大統領は、当初2021年までに予定されていた地上波テレビ放送のデジタル化を6年前倒しし、2012年までに700MHz帯のオークションを実施することを指示した。現在、寡占状況にある同国の携帯電話市場にも、外資系を含む多数のモバイル事業者の参入が見込まれる。
2010.09.07
携帯基地局タワー事業を統合することで交渉を進めてきたインドのリライアンス・コミュニケーションズとGTLインフラストラクチャの話し合いが物別れに終わったという。
エプソン販売とNECは2010年9月6日、RFID(無線ICタグ)と携帯電話を利用した営業支援システムの実証実験を行うと発表した。量販店に展示したプリンターの管理業務を支援するシステムとして利用し、実験は9月中旬まで行う。
米連邦通信委員会(FCC)は、米M2Z Networks社が計画していた無料ワイヤレスブロードバンド事業を認めないことを正式に同社に伝えた。M2Zの計画は、広告収入モデルで1Mbps以下の低速サービスを無償提供し、より高速な有料サービスと組み合わせて収益を得るもので、低所得者層や教育機関、地方自治体などから広く支持を集めていた。
2010.09.06
ホワイトスペースとは、放送などの電波の隙間で利用されていない周波数のこと。ホワイトスペースを活用することで、新しいサービスなどへの展開が期待できる。具体的な利用法を検討するホワイトスペース特区の先行モデルとして、8月にTBSテレビやNHKなど10社11事業が決定している。
9月に入ってもなお、うだるような暑さが続く日本列島。2010年は、観測史上で最も暑い夏として記録されることになるようだ。ワイヤレス業界も気候に負けず劣らず暑い9月を迎えたようだ。こちらも振り返ると2010年がパラダイムシフトの年として記憶に残るのかもしれない。
米国・ネバダ州北西部のBlack Rock Desertで開催中の「Burning Man」で、オープンソースのGSMシステムであるOpenBTSが実証実験を行っている。オープンソースや汎用のハードウェアを使い、超低コストでGSM方式の携帯電話システムを構築できる。
2010.09.03
「光の道」構想は、2015年ごろを目途に、すべての世帯でブロードバンドサービスを利用できるようにすることが目標だ。これらの部会で5月に作成した「基本的方向性」を基に、取り組み方などを詰めた。
2010.09.02
NECは2011年9月1日、超小型マイクロ波通信システムの「PASOLINK」に新製品を投入すると発表した。新シリーズは「iPASOLINK」(アイパソリンク)と名付け、携帯電話事業者の基地局とコアネットワークを結ぶ次世代モバイルバックホールでの利用を想定している。