楽天は5月27日、同社が運営するオンライン書店「楽天ブックス」で、iPad向けのアプリを提供することを発表した。電子雑誌コンテンツを読むだけでなく、紙媒体としての雑誌の購入や、さらに電子雑誌コンテンツに掲載している商品を楽天市場で購入できる機能も備える。
2010.05.31
2015年までに「クラウドフォン」が現在の携帯電話機メーカー業界を一変させるという予測を米国のコンサルティング会社が発表した。
2010.05.28
ソニー、凸版印刷、KDDI、朝日新聞社の4社は5月27日、電子書籍の配信事業に関する事業企画会社の設立について合意に至ったことを発表した。この企画会社は7月1日をメドに設立し、その後、デジタルコンテンツの共通配信プラットフォームの構築・運営を行う事業会社に移行し、年内のサービス開始を目指す。
千趣会とヤッパは5月27日、両社が共同で開発したiPad向けの電子カタログアプリを、5月28日から無料で配信するとアナウンスした。アプリの誌面データには商品のデータが埋め込まれていて、購入する場合はワンタップで同社のWebサイトであるベルメゾンネットに接続する。
NTT東日本は5月25日、同社の「フレッツ光」ユーザーに向けて、モバイルWi-Fiルーター「光ポータブル」を6月下旬からレンタルで提供するとアナウンスした。光ポータブルには、SIMロック版とSIMロックフリー版を用意する。光ポータブルのレンタル料金は、月額315円である。
2010.05.27
これからはマルチスクリーンの時代になるという議論があって、まずはテレビ、パソコン、携帯電話の3スクリーン。これがどこまで増えるかで諸説あって、友人の神尾さん(ジャーナリストの神尾 寿氏)は7+1(n)スクリーンとおっしゃっています。要はスマートフォン的なサイズと、iPad的なサイズと、パソコンと、カーナビとかPND(ポータブルナビゲーションシステム)といった感じで。
iPadが出てきて、本の価格を出版社が自由にしてもいいと言ったから、出版社がamazonに対して「本の価格を自由にさせてくれないとiPadに行くぞ」と脅した。そして結局アマゾンが折れて、本の値段が上がりました。
ちゃんと自由に競争できるマーケットは用意するけれど、守ってもらうルールをちゃんと作るというのがアップルのやり方ですよね。その中に開発環境というのが入っていて、次のiPhoneとiPadに関しては、「アップルが使った開発環境を使ってください」ということなんです。
アップルが全力を出して最高の携帯電話、人々を狂わせるような電話を作るとしたらどうなるかといったら、彼らはiPodで成功していますから、iPodジェネレーションの人達が受け入れられるような携帯電話を作るしかない。だからそこにフォーカスしてやる。日本のメーカーみたいに、ドコモ用に3機種、他用に3機種とか、そんなバラバラには作りません。
日本はキャリアもメーカーも未だに技術志向が強すぎると思います。2003年頃にあのシンプルな機能とデザインのiPodが成功した頃から、消費者の価値基準は「スペック」重視ではなくなってきているのに。iPodの成功を、ただ表層的な色形のデザインで片付けてしまっているんじゃないでしょうか。