台湾の国家通信放送委員会(NCC)が複数キャリアにLTEの提供を認め、2014年後半にもサービス開始が期待される中、当のNCCから機器調達について懸念が表明されたようだ。
2014.05.16
タイの通信事業者Trueが4G(LTE)への加入が順調なようである。2014年4月時点で25万人の加入者を獲得している。2013年5月からLTEを提供しており、2014年中には100万加入を目指している。LTE普及の背景として同社では2.1GHzの周波数帯を3Gとして利用しないで、4G(LTE)に用いたことがあげられる。
2014.05.09
中国移動香港はTDDとFDDで雙模三頻の4Gネットワークを強みとしている。雙模三頻はデュアルモードトライバンドを意味しており、デュアルモードはTDDとFDDの2方式、トライバンドは使用している3つの周波数帯を示す。中国移動香港のプリペイドSIMを購入してデュアルモードトライバンドの実力を試してみた。
2014.05.08
WSJによると、AT&Tが米衛星テレビ最大手のディレクTVに接触し、同社の買収について感触を探っているという。進行中のコムキャスト-TWC合併計画を見据えた動きとされる。
2014.05.01
台湾でLTEの開始が迫っている。2014年中に複数の移動体通信事業者が台湾でLTEサービスを開始する予定で、早ければ2014年7月にも開始するとされている。国策でWiMAXを推進した影響もあり、LTEの導入が遅れた台湾であるが、LTEの開始に先立って4G体験会が開催された。4G体験会では各移動体通信事業者がLTEの優位性などをアピールしていた。
2014.04.25
A4AIは2013年に設立された団体で、無理なく払える料金のインターネット・アクセスを主に途上国の人々に届けることを目的にしている。4月になってモザンビーク政府が契約を交わし、ナイジェリア、ガーナに続き三番目の参加国となった。
2014.04.24
世界最大の携帯電話事業者であるチャイナモバイル (中国移動)は2014年4月22日、2014年1~3月(第1四半期)の決算を発表した。この3か月間で加入者は1,400万増加したにもかかわらず、2014年1月から販売開始したiPhoneの販促コスト、通信網構築コストが嵩んで3四半期連続の減益となった。
2014.04.23
台北を訪問した際に、現地の移動体通信事業者である遠傳電信(Far EasTone Telecommunications)の広告に通信速度が最速と記載されているのを目にした。政府機関である国家通信放送委員会(NCC)の名を挙げており、NCCによる公式な通信速度の測定で最速となったことを主張しているように見て取れた。そこで調査を進めて見ると、台湾の各地で通信速度の実測値を集計したものをNCCが発表しており、その結果を遠傳電信が広告に利用していることが分かった。
2014.04.15
中部アフリカのルワンダでアメリカのフェイスブックなど複数企業が提携して学生向けサービスを提供している。ソーシャルエデュ(SocialEDU)によってルワンダの学生はアメリカなど各国の有名大学が作った講座、edXMOOCsに無料でアクセスできる。スマートフォンはノキアが、アプリはフェイスブックが、インターネット接続はAirtelがそれぞれ提供する。
2014.04.14
シンガポール政府は2014年3月31日、15歳以上の個人が購入および登録できるプリペイド(前払い)式SIMカード枚数を、これまでの10枚までから2014年4月1日以降は3枚までに引き下げることを発表した。プリペイドSIMカードが犯罪に利用されるのを防ぐのが目的。内務省と情報通信開発庁(IDA)が共同でリリースした。
2014.04.10