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ひっそりと姿を消したWindows Mobile版Skype - 通信キャリア公認版登場の予兆か

2010.02.26

Updated by WirelessWire News編集部 on February 26, 2010, 13:18 pm UTC

P2P通話アプリを提供するスカイプ(Skype)が、同社の製品"Skype for Windows Mobile"と"Skype Lite"の新規提供をやめていると、InformationWeekなどが伝えている。

確かに同社サイトにあるダウンロードページからは、これらのアプリケーションが姿を消している。これにより、すでにインストール済みのユーザはWindows Mobile端末でSkypeを利用できるが、新規のダウンロードはできなくなった。

同社のFAQには「(iPhone版やSymbian版のような)もっと良質なものを使って欲しいから」と、どうも分かりにくい説明が書かれている。同Windows Mobile版では「イヤホンに着信させたいのにメインのスピーカーから音が聞こえてしまう」といった不具合が報告されていた。

携帯通信キャリア各社はこれまで、Skypeを含むVoIPアプリケーションを毛嫌いしてきた。だが、2月26日には米ベライゾン・ワイアレス(Verizon Wireless)が同社の3GネットワークでSkypeの利用を正式に認め、さらに3月からは専用バージョンを自社のスマートフォン端末に搭載すると発表している。

従来はVoIPアプリに難色を示す通信キャリアの加入者が、非公認でVoIPを使うためにあったSkype for Windows Mobile。その提供が停止されたことは、今後さまざまなスマートフォンに通信キャリア公認のSkypeが搭載されてくる予兆なのかも知れない。2004年に当時のマイケル/間ウェル(Michael Powell)FCC議長をして「従来の電話は終わった」と言わしめたスカイプのサービスが、やっと本流に乗り始めた可能性がある。(幸野百太郎)

参照情報:
Changes to our mobile lineup(Skype blog)

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