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IBMの第3四半期決算 - 増収増益もサービス契約の受注減少発表で株価下落

2010.10.20

Updated by WirelessWire News編集部 on October 20, 2010, 14:36 pm UTC

IBM - United States
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IBMが米国時間18日、第3四半期の決算を発表した。利益が前年同期比で二桁の伸びを示したものの、継続的な収入源となるサービス契約の新規受注が減少したことから、同社の株価は一時約4%下落した。

同期の売上は243億ドルで前年同期比3%増となり、アナリストの予想した231億ドルを上回った。利益は35億9000万ドルで前年同期の32億1000万ドルから12%増加、一株あたりの利益も前年同期の2.40ドルから2.82ドルに増加し、アナリストの予想していた2.75ドルを上回った。

主要な3事業--ハードウェア、ソフトウェア、サービスはいずれも3四半期連続で売上を伸ばしたが、サービスの新規受注額は7%減の110億ドルとなった。同部門は売上全体の約6割、利益の4割以上を占めるため、投資家からの注目度が高い指標となっている。

このサービス案件の受注高の減少について、Bloombergは、景気後退の後で企業各社が大型のアウトソーシング案件の発注を控えた影響と指摘している。いっぽう、IBMの財務責任者であるマーク・ロウリッジ(Mark Loughridge )CFOは、オランダの金融機関ABNアムログループ(ABN Amro Group)からの総額18億ドルのアウトソーシング案件の受注が10月8日までずれ込んだことなどを挙げ、さらに今四半期については十分な見込み案件が出てきていると述べている。

なお、IBMでは今年度通期の業績見通しを引き上げ、一株あたりの利益について、アナリストの予想平均値11.30ドルを上回る11.40ドル以上とした。

【参照情報】
I.B.M. Posts 12% Rise in Profit - New York Times
IBM Posts Third Straight Drop in Service Contracts; Shares Fall - Bloomberg

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