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ソフトバンク、知的障がいのある人の社会生活をサポートするサービスを検証

2013.03.08

Updated by Naohisa Iwamoto on March 8, 2013, 19:05 pm UTC

ソフトバンクモバイルは2013年3月8日、知的障がいのある人の社会生活をサポートするようなサービス提供を目的として、実地検証を行うと発表した。スマートフンに専用インタフェースを用意し、連絡を取ったり、自分の居場所を簡単に確認できたりする機能を検証する。

実地検証では、知的障がいのある人が使いやすいサービスとしてソフトバンクモバイルが検討している機能の一部を実際に提供する。具体的な検証内容は「行動判定機能」と「ARナビゲーション機能」の2つ。行動判定機能は、目的地までの移動手段を時間帯ごとにあらかじめ設定し、利用者が異なる行動を取った場合は状態検知エンジンが異常を検出。利用者に注意を促すとともに、保護者に異常を通知することでリスクを回避する。ARナビゲーション機能は、画面に表示される実風景の中に目的地への経路を矢印で示すもの。目的地への徒歩ルートを直感的に把握できるようにする。このほか、知的障がいのある人がタッチパネルによる文字入力やボタン操作などのスマートフォンの基本操作を理解して利用できるかも確認する。

ソフトバンクモバイルでは、知的障がいのある人の日常生活における問題点や不便な点をヒアリングしてきた。これは障がい者の雇用に積極的に取り組んでいるソフトバンク・フレームワークス、アイエスエフネットハーモニー、富士ソフト企画、NPO法人 自立支援センターむく、の4者の協力を得たもの。ヒアリングの情報をもとに、スマートフォンに求められる役割や機能を検討した。ソフトバンクモバイルは、今回の検証結果を集計し、自立や就労に役立つような機能やサービスの検証を今後も実施するとしている。

【報道発表資料】
知的障がいのある方も使いやすいサービスの実地検証を実施

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。