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グーグルX、医療用の「スマート・コンタクトレンズ」開発を発表

2014.01.17

Updated by WirelessWire News編集部 on January 17, 2014, 14:56 pm JST

さまざまな最先端技術の研究開発を進めているグーグルX(Google X)ラボが米国時間16日、通信チップやセンサーを埋め込んだ医療用「スマート・コンタクトレンズ」の開発プロジェクトを発表した。

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[Google via Ars Technica]

グーグルのブログによると、同プロジェクトで開発をめざすコンタクトレンズは糖尿病患者向けで、超小型の無線チップやグルコースモニターが埋めこまれ、患者の涙から血糖値をリアルタイムでモニタリングすることが可能なものになるという。また、同社は将来的にこのレンズにLEDを組み込み、血糖値レベルに異常があった際にはLEDを点灯させてユーザーに通知できるようにすることなども考えているという。

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[Re/code

グーグルは、現在多くの糖尿病患者が自分で指先を穿刺して採血を行うなど、痛みが伴う方法での血糖値のモニタリングを余儀なくされているとした上で、これに代わる方法として、涙を利用したスマート・コンタクトレンズを考案したとしている。

The Vergeによれば、このコンタクトレンズの開発チームを率いるのは、グーグルXのバベク・パルヴィス(Babek Parviz)氏という人物で、同氏はワシントン大学に所属していた当時に生体情報をモニタリングするコンタクトレンズのアイディアを考案していたという。またパルヴィス氏は過去にマイクロソフト(Microsoft)と共同で、今回と同様の血糖値をモニタリングするコンタクトレンズのプロジェクトを進めていたこともあったという。


[Solve for X: Babak Parviz on building microsystems on the eye]

なお先日にはBloombergで、グーグルがこのコンタクトレンズの安全性などの問題について、米食品医薬品局(Food and Drug Administration)と協議を重ねているという話も報じられていた。

【参照情報】
Introducing our smart contact lens project - Google
Google X building 'smart' contact lens to measure glucose levels for diabetics - The Verge
Google X Staff Meet With FDA Pointing Toward New Device - Bloomberg

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