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So-net、プリペイド型のLTE対応データ通信SIMを4月22日発売、自動販売機での販売も

2014.04.14

Updated by Naohisa Iwamoto on April 14, 2014, 19:05 pm JST

ソネット(So-net)は2014年4月14日、プリペイド型のSIMカード「Prepaid LTE SIM」を4月22日に提供開始すると発表した。プリペイドのデータ容量は100MBと500MBの2種類で、関西国際空港の自動販売機などで販売する。国際空港での自動販売機によるSIM販売は、日本で初めてという。

▼自動販売機の設置イメージ(ソネットのニュースリリースから)20140414_sonet001.png

Prepaid LTE SIMは、下り最大150MbpsのLTEに対応したサービス。プリペイド式で、購入してすぐにWebで設定が可能なため、必要な分のデータ容量だけを購入したい人や、海外からの旅行者に向く。SIMカードのサイズは標準SIM、Micro SIM、nano SIMの3種類、データ容量はそれぞれ100MBと500MBの2種類を用意し、ラインアップは計6種類となる。100MBの「プラン100M」は利用期間が30日間で、税抜き2778円、税込み3000円。500MBの「プラン500M」は利用期間が60日間で、税抜き4630円、税込み5000円で販売する。

追加のチャージも可能。200MBのチャージができる「チャージ200M」(利用期間30日間)が1500円(税抜き)、500MBの「チャージ500M」(同30日間)が2000円(税抜き)、1GBの「チャージ1G」(同60日間)が2838円(税抜き)となる。

外国人の利用を想定し、電話サポートは日本語、英語で対応する。さらに、サービスサイトは日英に加えて中国語(簡体字、繁体字)、マニュアルは日英、中国語と韓国語、タイ語で記載する。

販売場所は、関西国際空港 1階の国際線到着階の自動販売機のほか、成田国際空港 第一ターミナル、第二ターミナルのモバイルセンター、新千歳国際空港(2014年5月中旬販売開始)、あきばお~各店、BOOK OFF 新宿西口店(2014年4月25日販売開始)、ビックウエスト・インターナショナル(池袋)、ラオックス 秋葉原店。

【報道発表資料】
So-net、モバイル通信にて『Prepaid LTE SIM』が新登場 国内初、国際空港にて自動販売機によるSIMパッケージ販売をスタート

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。