米CATV市場でまたも大型合併 - チャーターがブライトハウスを104億ドルで買収へ

Charter Communications buying Bright House for $10.4 billion

2015.04.01

Updated by WirelessWire News編集部 on 4月 1, 2015, 16:49 pm JST

米ケーブルテレビ市場第4位のチャーター・コミュニケーションズ(Charter Communications;以下、チャーター)が、同6位のブライトハウス・ネットワークス(Bright House Networks;以下、ブライトハウス)を104億ドルで買収することで両社が合意に達したことが現地時間31日に発表された。

チャーターは契約世帯数約430万件で、米大手ケーブル事業者のなかではコムキャスト(Comcast)、タイムワーナー・ケーブル(TWC)、コックス(Cox)に次ぐCATV事業者で、 ジョン・マローン(John Malone)氏率いるリバティー・ブロードバンド(Liberty Broadband)が大株主。また昨年はじめには、TWCに対して総額613億ドルの条件で買収提案を行っていたが、結局失敗に終わっていた。

ブライトハウスはコンデナスト(CondeNast)なども所有するニューハウス一族の関連企業で、フロリダ州などを中心にあわせて約250万世帯の契約者をもつ。さらに、チャーターは、現在FCCなどで審査中のコムキャストーTWCの買収が成立した場合に、両社の加入者の一部も引き受ける話がまとまっていることから、新会社の加入世帯数は最大で約1010世帯まで増加する可能性があるという。

米有料テレビ放送市場では昨年初めて加入者数が減少に転じるなど市場の飽和感がさらに鮮明になっている。ケーブル事業者とインターネット接続サービスで契約しながら、有料テレビ放送サービスには契約しない「コード・カッター(cord-cutter)」「コード・ネバー(cord-never)」、あるいは安い有料テレビのパッケージに切り替える「シェイビング(shaving)」といった消費者の動きが話題になることも増えている。

そうした流れを受ける形で、ケーブル事業者の間では、経営の合理化やケーブルテレビ局(コンテンツ事業者)に対する交渉力強化をねらった合併統合の動きが加速。昨年前半には前述のコムキャストによるTWC買収のほか、AT&Tによる衛星テレビ最大手ディレクTV( DirecTV)の買収も発表されていた。

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