日本のエロ系サービスを舐めすぎている不倫SNS「アシュレイ・マディソン」

Ashley Madison underestimated Japanese sex services

2015.07.22

Updated by Mayumi Tanimoto on 7月 22, 2015, 08:00 am JST

不倫SNS「アシュレイ・マディソン」を、Impact Teamとかいう名前のハッカー様達が攻撃し、3,700万人の会員情報が流出したという、ほほえましいニュースが話題になっています。サービス停止しないと、会員情報を垂れ流すとかおっしゃっているそうですが、他人事ですので、生ぬるく行方を見守っております。

「人生一度。不倫をしましょう」という宣伝がいろいろなサイトに出て、見るたびに、石田純一は靴下履いてないからカカトがガビガビなんだろうなとか、「。」の使い方が平仮名にすればカッケーと思っている昭和なコピーライターみたいで、ドブに転落してくれまいかとか思っておりましたので、ざまあみろと思っております。

このサイトは、深堀りすればするほど、某日本食チェーン店で、インド人バイトが中華鍋で丹念に煮込んだ日本蕎麦のスープが中華味鶏ガラスープで、その上に焦げたトンカツがのっており、赤ワインとどうぞといわれて、雑さMAXな感じに、その場で床に伏せって大車輪をやりたくなったことを思い出すのです。

「アシュレイ・マディソン」様の大味さは、登録時から発揮されます。

サイトをみるのに、いきなり住所やらメールアドレスと登録しろとといわれ、とりあえず覗き見は許されません。

そして、いきなりクレジットカード課金。ガイジンはクレカが大好きです。外国は多重債務者でも作れるような、適当なクレカが大量にありますので、ガイジンは、日本の事情はご存知ありません。

日本の出会い系サイトだと当たり前の、サイバーマネーとか、某ギャンブルサイトで使っているような胡散臭いなんとかポイントとか、銀振りとかは、ありえず、極力個人情報を隠したいユーザーの真摯な願いはガン無視です。

退会したくなると19ドル払えという顧客満足度ガン無視の仕様。帰りたければ50万円払えというバンコクの暴力バーを思い出します。

いかにも翻訳文を貼り付けましたというサクラのレベルの低さ。いきなり大股を開いた写真を送信してくるサクラは従業員教育がなっておりません。テレクラでバイトしていた高校時代の同級生にも負けております。こんな雑なやり方では、日本だとバイトでも1日で首です。

みればみるほど、 日本のダイヤルQ2、テレクラ、出会い喫茶、出会い系サイトと比べ、その雑さといい加減さが際立ち、舐め腐っているという他ありません。しかし、この雑さで世界展開、俺はすごいと世界の名だたるメディアに出まくってしまう厚顔無恥さ。そういう勢いと、雑さでは、日本人はガイジンに勝てません。

欧州でも北米でも、日本以外の東アジアのオーナーや、現地の人がやっている、ノビノビの麺のラーメン屋とか、唐揚げを生煮えの米で巻いて寿司だと言い張っている日本食屋があるのですが、地元の人間に、日本人の板前がやっている寿司屋で食べさせますと、二度と、生煮え米の店に戻ろうとはしません。

しかしながら、日本食だと言い切ってしまって、大々的に商売をやっているのは、ノビノビ麺ラーメン屋であります。品質の高さを知ったお客様は、雑さMAXに戻ろうとは思わないのですが、しかし商売的に買っているのは雑さMAXの方です。

雑さMAXと、まともな板前の店の違いは、勢いでやってしまうかどうかです。

「アシュレイ・マディソン」様の大味さを研究すれば、他の国ではこんなに雑でも儲かるのかというのがわかるわけですが、普段から、修行を積んだ板前の寿司ばかり食べている人々には、なかなかわかりません。

ところで私はしつこいので、某日本食チェーン店の本社に、「お前のところの麺もその他のメニューも日本食じゃないし、そもそもマズイ、舐め腐ってんのか」、という丁寧なお手紙をお送りしたことがございましたが、「我が社は、全世界から選りすぐったエキュゼティーブシェフを雇って慎重にメニューを決めており、マズイという人はいない」という回答でした。言い切ることがいかに重要かということも、雑さMAXで儲かるということのコツであります。ところで、この店の創業者は香港人です。

 

ところで、この雑さMAXのサイトに、30人といっぺんに付き合っていた某リバウンドの方は登録されておられていたかどうか、気になるところです。

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谷本 真由美(たにもと・まゆみ)

NTTデータ経営研究所にてコンサルティング業務に従事後、イタリアに渡る。ローマの国連食糧農業機関(FAO)にて情報通信官として勤務後、英国にて情報通信コンサルティングに従事。現在ロンドン在住。

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