気象庁、「噴火速報」の発表を開始

We do predict to prepare for volcanoes

2015.07.29

Updated by Asako Itagaki on 7月 29, 2015, 14:23 pm JST

気象庁は、2015年8月4日14時から「噴火速報」の発表を開始する。2014年9月27日の御嶽山の噴火災害を踏まえた火山噴火予知連絡会の検討会における提言を受けたもの。気象庁ホームページのほか、テレビやラジオ、防災行政無線や携帯端末を通して情報を提供する。

対象は気象庁が常時観測対象としている47火山。遠望カメラ、地震計、空振計等の観測により、初めて噴火を確認した場合、もしくは継続的に噴火している火山でそれまでの規模を上回る噴火を確認した場合に発表する。視界不良により遠望カメラでの確認ができない場合でも、地震計や空振計のデータで推定できる場合は、「噴火したもよう」として発表する。

スマートフォンアプリで噴火警報に対応するのは2015年7月28日現在、Yahoo!防災速報、Yahoo! ニュースアプリ(ヤフー株式会社提供)と噴火速報アラート(日本気象株式会社)。またYahoo! ニュースのトップページや日本気象の「お天気ナビゲーター」でも対応する。

気象庁では、噴火速報の発表を知った時には「そのときの状況により異なりますが、直ちに下山する、シェルターや避難小屋に退避する、近くの岩陰に隠れる、入山を控え山から離れる、などの身を守る行動をとるようにしてください」としている。

 

噴火速報のページ(2015年8月4日より提供):
http://www.jma.go.jp/jp/funkasokuho/index.html

 

【報道発表資料】
「噴火速報」の発表開始について

 

【関連情報】(準天頂衛星システム)
国土地理院、口永良部島にGNSS火山変動リモート観測装置を設置
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板垣 朝子(いたがき・あさこ)

WirelessWire News編集委員。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。2010年4月から2017年9月までWirelessWire News編集長。「人と組織と社会の関係を創造的に破壊し、再構築する」ヒト・モノ・コトをつなぐために、自身のメディアOrgannova (https://organnova.jp)を立ち上げる。

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