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アップル、エヌビディアのAI研究者を引き抜き - 自動運転車の開発要員か(Re/code報道)

2015.10.26

Updated by WirelessWire News編集部 on October 26, 2015, 14:52 pm UTC

アップル(Apple)が、チップメーカーのエヌビディア(Nvidia)でディープラーニング分野の研究責任者を務めていたジョナサン・コーエン(Jonathan Cohen)という人物を引き抜いたとする話をRe/codeが報じている。

Re/codeによれば、コーエン氏のアップル移籍は同氏のLinkedinページから明らかになったもの。ただし、コーエン氏はアップルでの職務について「ソフトウェア関連」と記しているだけで、具体的な仕事の中味などは明らかではないとしつつ、同氏が噂されるアップルの自動運転車開発に関与しているのではないかと推測している。

ディープラーニングはAI(人工知能)関連の研究領域のひとつで、エヌビディアでは近年、自動車向けを想定して同技術の研究を進めていたという。またRe/codeでは、エヌビディアが自動車メーカーにグラフィックプロセッサ(GPU)を販売している点に触れ、このGPUが自動運転車のカメラセンサーやレーダーで集まる情報の処理に使われる可能性があるとしている。

さらにRe/codeは、アップルが地図関連や音声認識関連などの分野ですでにディープラーニング技術を利用しているとした上で、「コーエン氏の加入はアップルにとって大きな意味を持つ人材獲得」「エヌビディアのGPUは自動車のオートパイロット用システムに利用されていることから、この人材獲得がアップルに何をもたらすかはあきらか」などとするクリス・ニコルソン(Chris Nicholson)氏という人物のコメントを紹介している。同氏についてはディープラーニング関連のベンチャー企業スカイマインド(Skymind.io)の共同創業者という説明がある。

この話題に触れた9to5 Macでは、アップルによる自動車開発の取り組み(「Project Titan」)について、これまでに複数の関連分野の職務経験者の採用などが報じられてきており、またフェラーリ(Ferrari)会長でフィアット・クライスラー(Fiat Chrysler)のCEOを務めるセルジオ・マルキオンネ(Sergio Marchionne)氏が先ごろ、アップルの自動車開発について「確信を持っている」と発言したことも報じられていたと記している。

【参照情報】
Apple Hires An Artificial Intelligence Expert From Nvidia. Is He Going to Work On Self-Driving Cars? - Re/code
Apple poaches Nvidia deep learning exec for rumored self-driving car project - 9to5 Mac
Apple poaches NVIDIA's artificial intelligence leader - Engadget

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