ウフル、ベンダーフリーの協創でビジネス創出目指す「IoTパートナーコミュニティ」を発足

2016.06.15

Updated by Asako Itagaki on 6月 15, 2016, 14:35 pm JST

ウフルは、参加企業・団体がベンダーフリーで相互に協創しながらオープンイノベーションを通じてビジネスを創出することを目的とした「IoTパートナーコミュニティ」を発足する。

活動内容は業態シナリオ別ソリューション構築、ビジネスモデル検討、ターゲット顧客選定、相互顧客紹介、共同営業・マーケティング活動など。当面はIT企業、OT(デバイスや組み込み・操業技術)企業を中心に、設備管理や居室内モニタリング、健康管理をテーマにWGを設置し、実案件の推進と共同マーケティングによるIoTビジネスの実現を目指す。

加入条件として、実導入案件推進、強みのある自社ソリューション、コミュニティへのテストベッド提供などの「具体的な貢献」ができること、また中立性を確保するために特定IoTプラットフォームを前提としないことなどが明記されており、「誰でも入れるわけではない」のが大きな特徴。設立時の参加企業は以下の17社(五十音順)。ウフルIoTイノベーションセンターが事務局を務める。

・株式会社アットマークテクノ
・アドソル日進株式会社
・ウイングアーク 1st 株式会社
・株式会社エスキュービズム・テクノロジー(プレスリリース
・オプテックス株式会社(プレスリリース
・株式会社Z-works
・JIG-SAW株式会社
・ソネット株式会社
・株式会社ソラコム
・東海ソフト株式会社
・ニフティ株式会社(プレスリリース
・ぷらっとホーム株式会社
・株式会社フレクト(プレスリリース
・三井情報株式会社
・三井物産エレクトロニクス株式会社
・安川情報システム株式会社(プレスリリース
・レンジャーシステムズ株式会社(プレスリリース

参加社数の上限はおよそ50社程度としているが、これは、ウフルIoTイノベーションセンター所長の八子知礼氏が2010年から個人で運営してきたコミュニティ「八子クラウド」で得られた「ビジネスコミュニティとして議論やファシリテーションが密にできるのは50名程度までが上限である」という経験にもとづくもの。業界団体にありがちな「数だけ集めてまともな議論ができない」という状況を避けたいという思いもある。

「米国のIoT推進団体IIC(Industrial Internet Consortium)の推進方法にならって、標準化はここでは狙いません。実案件ベースでかつやりたいことが具体的になっている企業様に入っていただきたいと考えています」(八子氏)と、実ビジネスと直結した少数精鋭のコミュニティを目指す。

【報道発表資料】
ビジネス創出のためのIoTパートナーコミュニティ発足、ウフルが支援 IoTにより実現される“全てがつながる世界”を目指して始動

【オフィシャルサイト】
IoTパートナーコミュニティについて

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板垣 朝子(いたがき・あさこ)

WirelessWire News編集委員。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。2010年4月から2017年9月までWirelessWire News編集長。「人と組織と社会の関係を創造的に破壊し、再構築する」ヒト・モノ・コトをつなぐために、自身のメディアOrgannova (https://organnova.jp)を立ち上げる。