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④運転支援システムを「便利害」にしないための方法

2017.05.12

Updated by Toshihiro Hiraoka on May 12, 2017, 11:53 am UTC

不便益研究では、不便であることがユーザの主観的益になっているものごとを「不便益」、便利であるがゆえにユーザが手間をかけられず、害になっているものを「便利害」と呼んでいる。自動運転や運転支援システムを、「便利害」ではなくするためにはどうすれば良いのだろうか。

レベル3の自動運転で、ドライバーが車の動きを監視し、いざシステムから運転を任されたときに対応するのは難しい。運転せずに車を監視するのは、運転することより大変ではないだろうか。これはまさに「便利害」だと言える。

不便益

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平岡 敏洋(ひらおか・としひろ)

京都大学大学院 情報学研究科 システム科学専攻 助教。1970年福岡生まれ。1994年京都大学 工学部 精密工学科卒業。1996年京都大学大学院 工学研究科 精密工学専攻 修士課程修了。同年松下電器産業(株)入社。1998年京都大学大学院 情報学研究科 助手、2007年同研究科 助教となり現在に至る。博士(情報学)。人間機械系の研究、とくに自動車の運転支援システムに関する研究に従事している。車両運動力学、制御工学、インタフェース設計論、心理学、ゲームニクス理論などといった複数の分野を横断する学際融合的なアプローチで、運転者に対して、運転技能の向上を促すだけでなく、より良い運転に対する動機づけを行う運転支援システムの構築を目指している。2013年に計測自動制御学会論文賞(友田賞)、2014年に自動車技術会論文賞を受賞。計測自動制御学会、自動車技術会、日本人間工学会、国際交通安全学会、IEEEの会員。