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ノキアがドコモに5G基地局機器を提供、ファーウェイはソフトバンクと5G共同実験

2018.01.23

Updated by Naohisa Iwamoto on January 23, 2018, 06:25 am UTC

2020年のサービス開始を目指す5Gの商用化に向けた動きが国内でも進んできた。2018年1月19日にノキアソリューションズ&ネットワークスは、NTTドコモに5G商用サービスの開始に向けた機器を提供することをアナウンスした。

ノキアソリューションズ&ネットワークス(ノキア)が提供するのは、5Gのモバイルネットワークを構築する際の基地局の制御部。すでにNTTドコモで稼働中の既存設備を改造することで、4G/LTEから5Gへの移行を支援する。具体的には、ドコモの既存設備に対して、3GPPに準拠した新しい無線インタフェースである5G New Radio(5G NR)をベースとし、ノキアが開発したAirScaleと呼ぶハードウエアを組み込むことで、5Gへの対応を実現する。

今回の機器とソリューションの提供によりノキアは、ドコモの5Gへのスムーズな移行を支援するとともに、既存の運用環境への統合をサポートする。両社は3G、4G/LTEでの提供契約に続いて、5Gでも実証実験などで協力してきた。これまでの協業に続いて、5G無線部を集中管理できる5G基地局制御部を提供して、5G商用化のステップを進める。

一方で2018年1月17日には、ファーウェイがソフトバンクと共同で4.5GHz体を使った5G実証実験を開始したことをアナウンスしている。2017年12月に実施した実証実験では1端末あたり3.31Gbpsのスループットを記録した。両社の共同実験では今後、5G NRによる高速移動時の性能検証や超高速モバイルブロードバンド通信、コアネットワークの動作の検証などを行う。

【報道発表資料】
ノキアとNTTドコモ、5G商用サービス開始へ向けた機器提供に合意
ファーウェイ、ソフトバンクと共同で4.5GHz帯での5G実証実験を開始

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。