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オフィスのスペース活用で働き方改革をサポート、在席状況を可視化するセンサー

2018.06.05

Updated by Naohisa Iwamoto on June 5, 2018, 06:25 am UTC

シェアスペースや会議室などオフィスの設備を有効に活用して働き方改革を目指す。そうした施策を支援する在席状況可視化ツールが発売される。各種センサーの企画・製造・販売を手がけるオプテックスが2018年8月に提供する。

提供を開始するのは、存在検知センサー「CPD」。オフィスのフリースペースの利用状況を可視化し、活発なコミュニケーションや自由なワークスタイルを促進することにつなげる。CPDは、会議室やフィリーデスクなどのシェアスペース、休憩所の机の下などに設置して、座席への人の着席状況を検出する。

▼存在検知センサー「CPD」(左)と、利用方法のイメージ(オプテックスのニュースリリースより)20180604_optex001

CPDはパッシブサーマル方式で人が「いる」「いない」を検出する。多くのセンサーは人の動きを検出するため、会議や作業で動きがない人が「いない」とご認識されることが多く、「不在」のスペースに出向いたら利用中だったり、その逆のケースがあったりと、信頼性に欠けることがあった。CPDでは、人の存在を検出できる上、ピンポイントの検知領域と独自アルゴリズムにより通行人を無視する判定が可能で、正確な在席検出ができるという。

設置は、机の下などに両面テープで貼り付けるだけと簡単。電源はリチウム電池(CR123A)を利用し約5年の駆動が可能であり、電池交換や配線の手間が省ける。通信は超低消費無線通信技術の「EnOcean」方式を利用し、設定はペアリングボタンを押すだけで済む。

予約された会議室やシェアスペースの空き状況の確認はもちろん、社員の在席率や会議室の稼働率などのデータを見える化してスペースの有効活用を促進したり、連絡を取りたい相手の在籍状況を確認するといったコミュニケーション活性化の用途も想定できる。

【報道発表資料】
オフィスのシェアスペースの利用状況や個人デスクの在席の「今を可視化」する存在検知センサー発売

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。