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携帯4社の5Gサービスプレゼンからローカル5Gの取り組みまでーー5Gの未来を見通すシンポジウム

2020.01.16

Updated by Naohisa Iwamoto on January 16, 2020, 06:25 am JST

2020年春から商用サービスが始まる5G(第5世代移動通信システム)。「超高速・大容量」という4Gの延長線上の特徴だけでなく、「超低遅延」「多数同時接続」といった新しい特徴を備えるだけに、新しい市場の創出への期待が高まっている。そうした中で、5Gがもたらすインパクトを体感できる「5G国際シンポジウム2020~5Gが創る未来~」が開催される。

シンポジウムでは、携帯電話事業者4社の代表が5Gサービスの具体的な内容などをプレゼンするほか、総務省が2017年度から実施してきた5G総合実証試験の最終年度の成果を国内外に発表する。成果発表は、2019年1月に開催した5G利活用アイデアコンテストの結果を踏まえ、5Gによる地域課題の解決に資する利活用モデルに力点を置いたものだ。地域や企業など特定のエリアで利用できるローカル5Gの取り組みも進む中で、地域課題解決に5Gがどのような貢献ができるのかについても、知見が得られるシンポジウムである。

具体的には、5G総合実証試験の成果の発表と、5Gが実現する世界を体感できる展示・デモを実施する。シンポジウムは2020年2月19日(水)~20日(木)に東京・有明 TFTホール(TFTビル西館2F)で開催。総務省が主催、第5世代モバイル推進フォーラム(5GMF)、 電波産業会(ARIB)が共催する。詳細は「5G国際シンポジウム2020」から確認してほしい。

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。