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ロンドン 通勤 イメージ

通勤なしの在宅勤務が必ずしもサステイナブルでない理由 ほか

Workstyle News February 4th week,2020

2020.02.26

Updated by Wataru Nakamura on February 26, 2020, 16:34 pm JST

新型コロナウィルスの流行でホワイトカラーが在宅勤務を余儀なくされている中国【Reuters 2/6】
新型コロナウィルスが拡大する中国では各省が国内企業に対し、旧正月休暇後に少なくとも1週間の休業延長あるいは従業員の在宅勤務を指示している。このような状況で各社はテンセントの「WeChat Work」やアリババの「DingTalk」、バイトダンス(Tik Tok運営元)の「Lark」などのオンライン・オフィスツールを活用する動きを進めており、一部のサービスでは急激なトラフィック増加による接続の問題も発生しているという。一方、動画など巨大なデータを取り扱う企業では、宅配サービスでハードドライブをやり取りする動きもある。

原文:China virus forces white collar class to work from home

「常にオン」のハイテクワークカルチャーは家庭生活に悪影響【The Guardian 1/12】
英慈善団体のWorking Familyと保育サービス事業者のBright Horizonが英国の子どもを持つ夫婦3000組以上を対象に行なった最新調査「2020 Modern Family Index」によれば、柔軟な就業時間や在宅勤務などのワークライフバランス改善策を導入する企業が増える中で、「常にオン」のワークカルチャーが各家庭の生活に悪影響を与えている可能性が明らかになった。同調査によれば、ミレニアル世代の子どもを持つ夫婦のうち62%が柔軟な就業時間や在宅勤務などの制度を利用可能であったものの、このうち48%が「在宅勤務によって仕事が増えた」と感じており、44%が「夜間にも仕事をする必要性ができた」と感じていたという。また「在宅勤務が子どもやパートナーとの口論の原因になった」とする回答者の割合は半数以上に上っている。

原文:‘Always on’ hi-tech work culture is hitting family life, says report

通勤なし、オフィスのエネルギー消費も減る在宅勤務が必ずしもサステイナブルでない理由【BBC 2/21】
英コンサルティング企業のWSP UKは、英国各地で働く200人の労働者の炭素排出量を調査。この結果、英国で在宅勤務が二酸化炭素排出量の削減にポジティブな影響を与えるのは夏の間だけであることがわかったという。これは、冬の間は各従業員の自宅を暖房で暖めるよりオフィスを暖めるほうがエネルギー効率が高いためで、通勤分を含めても二酸化炭素排出量が少なくなるのだという。また、英国では冬の暖房ほど夏のエアコンを使用しないという事情も関係している。

原文:Zero commute, no office energy consumption – working from home seems the most sustainable solution. But the answer to impact isn’t that simple.

69%の人材プロフェッショナルが同意「仕事のやりがいに最も影響が大きい要素はワークライフバランス」(LinkedIn調査)【CNBC 1/22】
ビジネス特化型SNSのリンクトインは米国時間1月22日、35カ国7000人以上の人材プロフェッショナルや採用責任者を対象に行なった調査をまとめた報告書「Global Talent Trends」をリリース。このレポートによれば、人材・採用のプロが従業員の仕事のやりがいに最も大きな影響があると考える要素は「適切なワークライフバランス」がトップで、「報酬や福利厚生」、「同僚や企業文化」といった要素を上回ったという。

原文:69% of HR professionals say work-life balance is the key to job satisfaction, according to LinkedIn

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