アマゾンの「3Dスマートフォン」、ジェスチャー操作も可能に(BGR報道)
2014.04.23
Updated by WirelessWire News編集部 on April 23, 2014, 15:57 pm JST
2014.04.23
Updated by WirelessWire News編集部 on April 23, 2014, 15:57 pm JST
アマゾン(Amazon)が開発を進めるスマートフォンに、本体を傾けてメニュー画面を呼び出す機能などが搭載される見込みだと、BGRブログが米国時間22日に報じた。
同ブログによると、このスマートフォンでは本体に内蔵されたセンサーを利用して、タップやスクロールの代わりに本体の動きでさまざまな画面表示や操作を行う機能が搭載されるという。具体的には、たとえば電子メールアプリやカレンダーアプリで本体をわずかに傾けるとアイコンボタンに付されたラベルが表示されたり、アマゾンのVideo Storeアプリでは本体を傾けると「IMDb」サイトの評価データが作品のサムネール上に表示されたりするといった例、そしてAmazonサイトで販売される商品の画像写真を次々に表示させるといった例も挙げられている。
アマゾンがこうしたジェスチャーコントロール機能を搭載しようとしている理由について、BGRでは比較的大型のスマートフォンでも片手で快適に操作できるようにするためではないかと指摘している。
またこのスマートフォンに文字認識アプリが搭載される可能性もあるという。OCR技術を利用したこの機能を使うと、カメラで撮影した名刺の情報を連絡先に追加したり、読み取った文章を翻訳することなども可能になるという。
アマゾンのスマートフォンについては、4つの前面カメラを内蔵し、スマートフォン画面とユーザーの顔位置を把握することで、3Dメガネなしで3Dインターフェイスを利用できるものになるとする話が以前にWSJで報じられていた。
指を使わずにスマートフォンを操作できる技術の例としては、サムスン(Samsung)が「Galaxy S4」に実装した「Sセンサー」技術などが過去にあった。
【参照情報】
・Beyond 3D: Inside Amazon's smartphone - BGR
・Amazon's smartphone reportedly favors tilting gestures over buttons - The Verge
・Report: Amazon's smartphone will have a tilt-based gesture interface - GigaOM
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