ドコモ、ソフトバンクなど、GotAPI普及に向けコンソーシアム設立
Controlling wearable devices and IoT with apps... what's next?
2015.05.01
Updated by Asako Itagaki on May 1, 2015, 11:05 am JST
Controlling wearable devices and IoT with apps... what's next?
2015.05.01
Updated by Asako Itagaki on May 1, 2015, 11:05 am JST
4月30日、NTTドコモとソフトバンクモバイルは、複数のウェアラブル機器やIoT機器を一元的に操作するスマートフォンアプリやWebアプリの開発を容易にするインターフェイス技術「GotAPI」の普及活動や機能検討を行う「デバイスWebAPIコンソーシアム」を設立した。
「GotAPI」は、ドコモが開発した「デバイスコネクトWebAPI」をベースに国際標準化団体OMA(Open Mobile Alliance)で標準化されたインターフェイス技術で、「GotAPI」をインストールしたスマートフォンでは、サービス提供会社が提供するスマートフォンアプリやWebアプリから「GotAPI」に対応する複数のウェアラブル機器やIoT機器を一元的に操作することが可能となる。
コンソーシアムには4月30日時点で携帯電話事業者、機器メーカー、サービス提供会社等、計27社が参加。今後も幅広く機器メーカーやサービス提供会社などへ参加を呼び掛け、様々な機器やアプリケーションでの「GotAPI」の採用を促進するほか、機器やアプリケーションの実用化に向けた開発支援や課題解決のサポート等、普及拡大に向けて取り組む。
▼ウェアラブル機器やIoT機器での「GotAPI」使用イメージ例(報道発表資料より)
【報道発表資料】
・ 「デバイスWebAPIコンソーシアム」を設立 (NTTドコモ)
・「デバイスWebAPIコンソーシアム」を設立 (ソフトバンクモバイル)
【関連情報】
・デバイス WebAPI コンソーシアム
・OMA GotAPI to Facilitate Interaction Between Smartphones and IoT Devices(OMAによる標準策定のアナウンス)
おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)
登録はこちらWirelessWire News編集委員。独立系SIerにてシステムコンサルティングに従事した後、1995年から情報通信分野を中心にフリーで執筆活動を行う。2010年4月から2017年9月までWirelessWire News編集長。「人と組織と社会の関係を創造的に破壊し、再構築する」ヒト・モノ・コトをつなぐために、自身のメディアOrgannova (https://organnova.jp)を立ち上げる。