LTE時代が到来すればモバイル端末でmp3やAACとは比べ物にならない格段の高音質音楽再生が可能になり、ニッチ・マーケットを形成する可能性がある。
2011.06.02
国内で「2011年3月末80万契約」の目標を達成し、まもなく100万契約に到達しようかという勢いで急成長しているモバイルWiMAX。その後継規格であり、ITUが選定した4G規格の一つである「WiMAX2」の技術的特徴や適用する技術要素について、UQコミュニケーションズ 技術部門副部門長 兼 ネットワーク技術部長の要海 敏和氏に、解説のご寄稿をいただいた。(1)WiMAX2の概要 (2)主要な技術 (3)マイグレーションと将来の展望 の3回に分けて掲載する。
2011.06.01
前回(4月19日掲載)から、随分時間が経過してしまったが、引き続き月次契約者数の動向、進捗について確認すると共に、KDDIのLTE戦略について考察したい。
「広く普及した携帯電話から得られる膨大なデータを利用することで、いまや人間は人の振る舞いについて神の視点を持てるようになっている」とMITのある研究者が述べている。
2011.05.27
センサーの塊となったスマートフォンから得られるデータを利用し、より高速な無線通信とネットワークの混雑緩和を同時に実現しようという研究の成果が発表されている。
2011.05.21
アクティブ・アンテナ・テクノロジーは、通信容量の拡張、基地局の設置コストの削減、そしてネットワークパフォーマンスゲインを一層高めることにより、基地局のパフォーマンスを大きく向上させることが期待されてきた技術です。
2011.05.18
Liquid Radioは、通信事業者が最もコスト効率の良い方法で、たえず変化するモバイル・ブロードバンド・ユーザーのキャパシティ需要を満たせるようにする、画期的なアーキテクチャです。
SON(Self Organizing Network)は、移動通信ネットワークにおける高度な自律オペレーションを実現するソリューションです。SONは、LTEに向けたソリューションの一つですが、その自動化のメリットを最大限に活かすためには、SONのスコープとしてLTEの更に先を見越す必要があります。
競争激化する今日の市場環境においては、通信事業者は電気通信サイトにかけるOPEX(運用コスト)を削減する必要に迫られています。また、消費電力とネットワーク運用に使用するエネルギーの削減も重要な課題となっています。通信事業者の消費するエネルギー総計の約90%は通信インフラに占められています。
今後は、通信事業者が通信サービスを差別化し、エンドユーザーに対してより多くの選択肢・メニューを提供する、すなわちユーザーが通信サービスを必要に応じてパーソナライズ化できる、という目的でも通信制御ソリューションが注目されると考えられます。