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  • 呼気で病気を嗅ぎ分けるナノテク鼻

    2017.09.20

    「ナノーズ(Na-Nose)」という技術は、「Nano Artificial Nose」ーーつまり、「ナノ人工鼻」から作った造語だ。数々の科学賞を受賞してきたイスラエル工科大学(テクニオン)の有名教授、ホッサム・ハイク氏(ナノテクノロジー、化学工学)が開発を進めている。この人工のナノテク鼻は、鼻の形はしていないが、人の病気を呼気(吐く息)から嗅ぎ分けることができるという。

  • 道路標識への落書きが、自動運転車の致命的な誤作動を招く

    2017.09.15

    もし自動運転車ばかりが走り回る未来社会が来たときには、信号機や道路標識、行き先案内板などは、近距離無線のビーコンになっていて、自動運転車の受信機が無線で情報を受け取るようになるかもしれない。当分の間、自動運転車は搭載しているレーダーやセンサー、カメラ、GPSなどからの情報を瞬時に分析しながら、速度や方向を変えて、進んだり止まったりするはずだ。標識を誤認識しないことが重要となってくる。

  • サッカー選手向け認知トレーニング

    2017.09.13

    俊敏でボールコントロールが巧みな選手を集めてもサッカーの試合に勝つことはできない。チームで戦うスポーツの場合、個々のプレイヤーの身体能力だけ高めてもダメで、敵味方の位置と動きから状況を読み、先を見越して動くことが求められる。

  • 自動運転の大型トラック隊、導入実現へのリスク懸念

    2017.09.11

    イギリスの高速道路に、自動運転の大型トラックが2019年から登場するかもしれない。イギリス運輸省が2014年から検討し、今年8月25日に方向性を発表した。政府基金810万ポンドを投じたトライアル結果を受けて、年末までには導入の方針が固める見込み。

  • 高価な「スマート・ピストル」脆弱性ハックのお値段は僅か15ドル

    2017.09.08

    ピストルは、買った本人以外の、不慣れな人が操作すると暴発する恐れがある。特に幼児による誤射は大きな悲劇を招くことになりかねない。そのため、使用者を限定するための「スマート」な拳銃が市場に出回り始めている。スマートフォンの普及以降、「スマート」な製品は急増している。今や照明器具や掃除機は言うに及ばず、体重計やペットの餌やり器、自転車のロックまでが「スマート」になってきている。日本では馴染みがないが、個人が所有する拳銃も例外ではない。

  • そのクチコミ、ほんとうに人間が書いたもの?

    2017.09.04

    マーケティングでは、商品やサービスを使ったお客様の声(テスティモニアル)が有効とされている。テレビの通販番組やコマーシャルには、「個人の感想です」という字幕とともに、ポジティブな利用体験を語る有名・無名の「お客様」が登場 […]