ローカル5Gが正式に制度化されたことで、日本国内で企業独自のローカル5Gネットワークを構築することが可能になっている。今回の製品は、ソフトウエアとして開発することで、専用の機器を必要とせず、汎用サーバーを使って構築できる。また、一体型だけでなく、一部のコンポーネントをクラウドと組み合わせて利用できるなど、柔軟なローカル5G環境の実現が可能だ。
2022.04.04
集合住宅の屋上や外壁などにローカル5Gの基地局を設置し、各戸の住民に無線通信によるインターネット接続サービスを提供。各戸での開通工事は不要でホームルーターをコンセントに挿すだけで利用できる。配管など建物の設備上の問題で光回線を導入できない集合住宅でも、高速なインターネット接続が可能になる。
2022.03.30
今回のローカル5Gシステムでは、ローカル5GによるSIM認証を利用することで未確認の端末からは接続させない高いセキュリティを保ったネットワーク運用が可能になる。さらにローカル5Gだけでなく、IoTデバイスと親和性が高いWi-Fiなどを併用することで、災害や外部環境の影響を受けにくいマルチネットワークで電波の届かないところを減らす5Gのエリア対策に取り組む。
2022.03.23
空港ターミナル内、エプロン(航空機を駐機する場所)、滑走路周りの場周道路を対象にローカル5Gネットワーク環境を構築。そこにMixed Reality(MR:複合現実)を実現するヘッドセット「Microsoft HoloLens 2」を組み合わせて、空港職員向けのスマートメンテナンス・サービスや、空港内エリアでの来訪者案内サービス、バックヤード・ツアーに向けた新サービス、といった用途が実証実験の対象である。
掲題のほかに「ローカルLTE/5Gインフラ市場は2026年までに83億ドル規模に」「仏シュナイダーエレクトリック、スマート工場へのローカル5G導入でNTTと協力」の合計3本を掲載しています。
ローカル5Gは、企業や自治体が所有する建物や敷地内で独自に構築する無線ネットワークである。「超高速」「多数同時接続」「超低遅延」という5G通信の特徴を生かして、工場やプラント、工事現場などでの機械の制御や、高精細映像を利用した街の見守り、施設の管理などでの利用が期待されている。今回の実験では、 (1)無人搬送車とロボットアームを遠隔制御 (2)高精細映像でキャンパスを監視 という二つの使い方を検証した。
2022.03.17
掲題のほかに「LG CNS、韓国で2番目のローカル5G事業者に」「ノキア、5Gオープンイノベーションラボへの参加を発表」の合計3本を掲載しています。
2022.03.15
「地域ネットワーク」と「インビルネットワーク」の二つをローカル5Gを活用する典型的な領域と想定し、各領域向けをターゲットにした製品群を揃えることで、ローカル5G事業の本格展開と拡大を進める。
2022.03.12
企業のDXを推進する基盤技術として注目を集めているローカル5Gだが、「導入・運用コストが高い」「構築、運用に専門的な知識が必要」といった課題があり、導入はなかなか進んでいない。NTT東日本では、コストを従来の約5分の1に抑えながらローカル5Gの構築・運用を丸ごと引き受けることで、ローカル5Gの導入を加速させる狙いだ。
2022.03.10
掲題のほかに「HPE、ローカル5GとWi-Fiを統合するエンタープライズ向けソリューション」「楽天とクアルコム、5G Open RAN対応製品開発で協力」の合計3本を掲載しています。
2022.03.01