広告代理店大手の電通と博報堂が、5月に相次いでモバイル端末を対象にしたASP型サービスを開始する。電通はiPhone/iPad向けのアプリ内課金機能を、博報堂はモバイルCRMを、それぞれASP型で提供する。モバイルを活用したサービスの提供を目指す企業にとっては、システムを一から構築する必要がなく、コスト面でも導入スピード面でもメリットを得られる。
2010.05.17
総務省は5月14日に開催された「ワイヤレスブロードバンド実現のための周波数検討ワーキンググループ」で、今後の検討のためにワイヤレスブロードバンドに関する展望などについての意見を募集することを決めた。5月14日から意見を募集し、6月14日まで受け付ける。
電気通信事業者協会(TCA)は5月12日、4月末の携帯電話・PHSの事業者別契約数を発表した。携帯電話の純増数では、ソフトバンクモバイルが21万6000の増加で3月の純減から首位に復活した。携帯電話の契約数は合計で1億1271万4800で前月比0.5%の増加だった。
2010.05.13
インターネット広告事業を手がけるデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は、スマートフォン向けに広告を提供するためのプラットフォームの提供を開始する。DACと、同社のグループ会社のスパイアおよびアイメディアドライブの3社が共同で提供する。
ギガビットクラスのワイヤレス通信技術の普及促進を目指すワイヤレス・ギガビット・アライアンス(WiGig)は5月10日、最大7Gbpsの超高速データ通信の仕様を明らかにした。WiGigのメンバーは、ロイヤリティーフリーで仕様を利用して超高速データ通信機器の開発が可能になる。
2010.05.12
5月10日に予約受付を開始した米アップルのiPad。現実に販売されるiPad Wi-Fi+3GモデルはすべてソフトバンクモバイルのSIMでしか動作しない「SIMロック版」であることが明らかになった。SIMを挿し替えて通信事業者を選べるSIMロックフリー版が登場するのではという観測もあったが、国内ではその願いは届かなかったようだ。
2010.05.10
現時点で編集部が確認できた情報によると、ソフトバンクモバイル経由で販売されるiPad Wi-Fi+3Gモデルは、ソフトバンクモバイルのSIMだけでしか利用できないSIMロックが掛かっている。その一方で、アップルストアのFAQには、国外で利用する際には「現地の通信事業者からmicro-SIMカードとサービスを購入してください」との記載があるため、SIMロックフリー版も提供される可能性がある。
WirelessWire Newsは、おかげさまで4月1日の開設から間もなく1カ月を迎えます。「世界の通信業界の動向が分かるニュースサイト」をコンセプトに、これからもニュースをお届けしてまいります。今後とも、よろしくお願いいたします。
2010.04.30
総務省のグローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォースは、4月27日に第10回会合を開催した。この中で、ワイヤレスブロードバンド実現のための周波数検討ワーキンググループを設置することを決めた。
2010.04.28
第2回事業仕分けで、4月27日、情報通信研究機構(NICT)の「新世代ネットワーク技術の研究開発」が「事業規模縮減」の判定を受けた。同事業は光ネットワークと高度無線ネットワークを融合した新しいネットワーク基盤の構築を目的とするもので、2010年度予算として245億円を予定している。