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日本の話題

[2014年第21週]外洋の船上に基地局、若年層ほど高いスマホ率、プリモバイルに新端末

KDDIは海上保安庁と、災害時の通信確保のための船上基地局開設の実験を行った。陸上が被災していても、外洋の海上から電波を飛ばして通信を確保できることを確認した。興味深い調査の結果が2つあった。1つはキャリアの設備投資で、今後は減少傾向あるとのこと。もう1つはユーザー調査で、若年層ほどスマートフォン比率が高いことがよくわかる。ヤフーによるイー・アクセスの買収の取りやめ、「歩きスマホ」対策アプリ、プリモバイルの新製品など、ソフトバンクグループの話題もあった。

2014.05.27

通信キャリアの設備投資、2013年度の2兆7500億円から今後は減少傾向に--MCA調べ

IT分野専門の調査会社MCAは2014年5月22日、通信キャリアの設備投資に関する調査結果を発表した。それによると、2013年度の設備投資総額は2兆7500億円と推計されるが、今後主要3グループの設備投資額は減少傾向にあると予想している。

2014.05.22

[2014年第20週]ドコモの夏モデル、M2M関連で新製品相次ぐ、ワールドカップは8Kで!?

前週の連休気分から一転して、ニュースが怒涛の勢いで押し寄せてきた一週間。NTTドコモはVoLTE対応など夏モデルを一挙発表、ケイ・オプティコムはKDDI回線を使う格安SIM、格安スマホを発表し、当初のキャンペーン1000台があっという間に売り切れた。M2M関連の話題も多く、LTE対応の通信モジュールやアンテナ型のPHS端末などがお目見えした。ブラジルで開催されるサッカーワールドカップを8Kスーパーハイビジョンで伝送してパブリックビューイングする試みも行われるとの発表があった。

2014.05.19

[2014年第18〜19週]KDDIは「CA+WiMAX2+」、満足度はドコモに軍配、KDDIとソフトバンクが大幅増益

大型連休を挟んだこの2週の間に、新製品の発表や決算発表などモバイル関連では大きなニュースがあった。KDDIは夏モデルの新製品を発表、すでに発表済みのキャリアアグリゲーション(CA)による最大150Mbpsのサービスに加えて、最大110MbpsのWiMAX2+も利用できる端末を投入し、実効速度の向上を目指す。決算はKDDIとソフトバンクがともに増収増益。ソフトバンクは米スプリントの買収効果などを合わせて、NTTドコモを規模で抜き去ったことをアピールした。

2014.05.12

[2014年第17週]KDDIはCAで150Mbps、ドコモも年度内に225Mbpsへ、ソフトバンクは夏モデル発表会を非開催

大型連休を前にした1週間、モバイル関連では大きなニュースが流れてきた。1つはKDDIが夏モデル端末の発売に合わせて、下り最大150Mbpsの高速データ通信を実現する「キャリアアグリゲーション」(CA)のサービスを開始すること。LTE-Advancedの主要技術であるCAを商用化することで、国内でもLTE-Advanced時代が幕開けとなる。一方、NTTドコモは決算発表会で、年度内にLTE-Advancedによる下り最大225Mbpsのサービスを提供すると発表した。

2014.04.30

携帯電話、PHSの6社、キャリアメールとSMSの絵文字の数と種類を共通化

NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー電話、ソフトバンクモバイル、イー・アクセス、ウィルコムの携帯電話、PHS事業者6社は2014年4月24日、事業者間のキャリアメールやSMSでやり取りされる、絵文字の数と種類を共通化すると発表した。2014年5月移行に順次実施する。

2014.04.24

国内のスマートフォン契約は2014年3月末に47%--MM総研

MM総研は2014年4月23日、スマートフォン市場規模などを含む携帯電話契約数の予測を発表した。それによると、2014年3月末の携帯電話契約数は1億4000万件超、端末契約数に占めるスマートフォンの契約比率は47%に達した。

2014.04.23

[2014年第16週]メールからSNSへコミュニケーションがシフト、広がる格安SIM

世の中の移り変わりの実感が、調査結果で確認された。LINEなどの普及により、コミュニケーションの手段がメールからSNSへと急速に移行していることが総務省の調査結果でわかった。20代を中心に、40代以下はスマートフォンの利用が過半数を超え、それらの世代ではSNSの利用が進んでいる。動きが激しい格安SIMでは、050の音声通話が使えて月額767円のプランや、自動販売機で購入できるプリペイドSIMなどが登場している。

2014.04.21

東大先端研などが学習に困難のある児童生徒をICTでサポートする「DO-IT School」研究報告書を公開

東大先端研、日本マイクロソフト、エデュアスは、学習に困難のある児童生徒の学校での生活をICTでサポートする「DO-IT School」プロジェクトの実証研究事例をまとめた「DO-IT School」研究報告書を「Do-IT Japan」ウェブサイト上で公開した。

2014.04.17

[2014年第15週]ドコモがかけ放題の新料金、スマホの安全をどう守る? ビジネスでもLINE利用

この週、大きな話題となったのが、NTTドコモの新料金体系だ。通話をかけ放題にする代わりに、パケット通信料に従量課金的な側面を持つ料金体系となる。家族間でパケットをシェアできたり、長期利用者への優遇がある点も含めて、これまでの回線交換ベースの考え方から一転した新体系を提案してきた。MVNOも通話機能付きのSIMに本腰を入れて、低コストで使えるスマートフォンの選択肢が広がりそうだ。スマートフォンのセキュリティー関連のニュースが多かったのもこの週のトピックと言える。

2014.04.15

JMOOC、MOOC講義の提供を開始

4月14日、一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)は、日本初のMOOC講義の配信を開始した。同日から配信するのは3講座で、反転学習コースの試みも行う。

IPA、Androidアプリのぜい弱性を学習・点検するツールを公開、安全なアプリ開発を推進

IPA(情報処理推進機構)は2014年4月11日、Androidアプリのセキュリティー上の問題を開発者が学習し、開発したアプリを点検できるツール「AnCoLe」(アンコール)をIPAのWebサイトで公開したと発表した。AnCoLeによって、アプリ開発の初心者などにセキュリティー上の問題の理解を深めてもらい、安全なAndroidアプリの開発を推進する。

2014.04.11