今年のバルセロナは治安が悪い--これが日曜の早朝に入った私の第一印象です。私が知る限り、5人以上の日本人のジャーナリストや通信業界関係者が、端末などをスリや窃盗に奪われています。
2013.03.04
メッセンジャーアプリ大手ViberのCEOは、イノベーションという軸から通信事業者が抱える課題を指摘、その上でOTTと通信事業者のあるべき関係について語った。
バルセロナで開催されたMWC。8個ある展示会場のうち、南入口から近いHall2。Hallをいちばん奥に進むと、エリクソンの巨大な展示ブースがある。そのエリクソンブースにあった「Windows of Opportunity」が、今回のMWCでいちばん面白かった。
先週は世界最大の通信業界のお祭り「Mobile World Congress(MWC)」がスペイン・バルセロナで開催された。まずは、バルセロナでの日本の通信事業者やベンダーの動きから振り返ってみよう。
3月1日、KDDIは、トライブリッド基地局をはじめとした災害対策への取り組みについて説明会を開催した。また同日運用を開始したトライブリッド基地局「春日部南中曽根局」を報道陣に公開した。
ソフトバンクモバイルは、係留気球を利用した臨時無線中継システム(以下気球中継無線システム)の実証実験結果を発表した。実証実験の結果、広帯域通信が可能な中継元基地局を移動体通信網へ直接接続する構成に加え、衛星通信回線を介して移動体通信網に接続する構成を新たに構築した。
2013.03.01
テレコム業界に長く関わっているつもりですが、モバイルワールドコングレス(以下MWC)にはなかなか縁がなく、バルセロナを訪れるのも今回が初めてとなります。せっかくですから、毎年MWCに参加している方とは違う、新参者の視点でMWCを眺めてみたいと思います。
Mobile World Congress 2013(MWC 2013)では、近距離無線通信のNFCを使ったサービスが会場で提供されている。NFCを利用した入場バッジのシステムや、タッチするだけで情報にアクセスできるポスター、課金システムなどで、NFCの実用性をアピールしようとするものだ。実際に試すことができた2つのソリューションについて報告する。
Mobile World Congress 2013(MWC 2013)には多くの日本企業が出展しているが、初出展で来場者の興味を引いていたブースがあった。それはエレコムのブースだ。ブース正面にはスマートフォンとヘッドフォンで音楽を聴くアニメ調の巨大なイラストがあり、「Japan Design」ときめ細かな製品づくりをアピールしていた。
2013.02.28
Mobile World Congress 2013(MWC 2013)のNTTドコモのブースでは、自動翻訳サービスの「はなして翻訳」や、新動画圧縮方式の復号ソフトウエア、音波を使ったO2Oソリューション、NFCの国際ローミングなど、多くのソリューションの展示があった。