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ワークスタイル

日本の生産性が低い理由はロシアと相似

日本は、IT技術者や管理する人々をどのように扱ってきたでしょうか。元請け事業者が大きなマージンをとって、実際に手を動かす下請けの人々にかなり無理をいって、ひどい労働環境で働かせてきた結果が今です。そんな現実に、大手企業の幹部も、人権活動家も、リベラルなマスコミも、政府も、皆、目を瞑っているのです。

2022.07.04

なぜ海外の企業は積極的なIT投資ができるのか

アメリカやイギリスの場合、IT投資を行う際にシステムやビジネスプロセスを市場に合わせてしまいます。独自性を極力排除し、市場の成功例を集めてきて、それを組織に当てはめてしまいます。IT投資をして生産性を上げる部分というのは、ロジスティックス、コミュニケーション、文書管理といった要するに「兵站」の部分ですから、そこで特に独自性を出す必要性というのはあまりないわけです。

2022.06.30

イギリスの労使関係とITの生産性の話

イギリスでは、こういう日本の昭和40年代に盛んだったようなストライキが未だによくあって、 公共交通機関やサービスセクターだけではなく、 なんとIT業界でもこういったストをやることがあります。イギリスは昔から労使対立がすごいので、待遇が悪い職場だと出勤しない、わざと間違える、手を抜く、教えない、報告しない、休みまくるなどが当たり前です。

2022.06.24

人通りが戻り始めた展示会 リモートワークで変化する役割と地方創生

久しぶりに純粋に観客として、東京ビックサイトの展示会を訪れた。 今日はものづくり系の展示が多かった。 地方自治体がブースを出展し、地方を拠点とする小さな会社が細分化されたブースを出す例が多く、自治体の役割としては地場産業 […]

2022.06.22

旭化成、延岡駅前にローカル5Gを検証できるラボを開設

宮崎県延岡市にローカル5Gの無線環境を備えたデジタル共創ラボ「CoCo-CAFE NOBEOKA(ココカフェ ノベオカ)」がオープンする。CoCo-CAFE NOBEOKAは、延岡市が進めるJR延岡駅前再開発の一環として新たに建設された「延岡駅西口街区ビル」内に旭化成ネットワークスが開設した。

2022.05.26

東京建物とNTT東日本、ローカル5Gを使ったVR会議を実証実験

実証実験では、「超高速」「多数同時接続」「超低遅延」というローカル5Gの特徴を生かし、高画質な映像によって別室の参加者があたかもその場にいるかのように見せる会議や、メタバース上に仮想のオフィス環境を構築するバーチャルリアリティ(VR)会議を実施する。

2022.05.25

日本のセキュリティチェックは性善説で甘すぎる

日本の多くの人は知りませんが、北米や欧州北部というのは、IT業界やユーザー企業でシステム業務に関わる従業員や外注業者のセキュリティチェックが案外厳しいのです。私の経験上、それが最も厳しい国の一つがイギリスです。イギリスは全てにおいて性悪説で動く社会です。一見ルーズに見えますが、根本的なところでは他人や他の国を信用していません。これは、イギリスという国が戦勝国であり、 欧州における様々な戦いで生き残ってきたという歴史があるからです。

2022.05.12

属人性と有事対応、プロセスの明確化とマニュアル化

行政を中心に日本の仕事のやり方はまだまだ紙ベースでありますし、属人性も高いままです。日本人は教育レベルが高いためそれでもなんとか回っていたわけですが、ここにきて仮に日本が有事に直面した場合、従来のやり方では限界があることが目に見えてきました。

2022.05.09

有事のDXはエストニアに学べ

有事対応にあたって、日本はDXを真剣に考えなければならないわけですが、その際に参考になるのが、 これまで隣国の脅威に晒されてきた小国です。その代表的な存在がエストニアです。エストニアがデジタル化しなければならなかった理由は、ソ連に苦しめられ、現在でもロシアの脅威に晒されているからです。

2022.04.25

ウォルマートとクルーズ、アリゾナ州での自動運転配達試験を拡大 他2本

掲題の他に「グローバル雇用スタートアップのRemote、新たに3億ドルを調達」「NFTアバタースタートアップのGenies、1億5000万ドルの調達でユニコーン企業に仲間入り」の合計3本を掲載しています。

2022.04.22

ウクライナ情勢と生き残り戦略としてのDX

日本では、DXが企業や組織内の単なる生産性の話になっているわけですが、実はDXは、企業の生産性や災害や有事対応を通り越し、もはや安全保障の課題となっているのです。仮に日本が攻撃を受け有事となった場合、 行政事務が今のような紙ベースの状態では、市民生活に関わる様々な事務が実行不可能になります。

2022.04.12

放課後クラブをコンピューティング学習に活用するべし

イギリスの場合は、親が共働きな家が多いこともあり、学童保育を活用しています。単なる子供の預かりではなく、クラブ活動や習い事になっていることも多いのです。その中で最近人気なのが、プログラミングやコンピュータ教育を行うものです。こういった授業を行う外部の団体というのは、学校の放課後教育にフォーカスして様々な学校を回って事業を展開しており、それ自体がビジネスとして成立しています。

2022.03.21