チャイナ・ユニコムの独占的なiPhone取り扱いが長らく続いていた中国市場で、競合するチャイナ・テレコムが正式に「iPhone 4S」の取り扱いを開始した。
2012.03.12
米司法省が、電子書籍の価格を不当に吊り上げたとして、アップルならびに欧米の大手出版社5社を提訴する姿勢を示していると、WSJが米国時間8日に伝えた。
2012.03.09
iPadやAndroidタブレットから、クラウド上のWindowsデスクトップにアクセスして「MS Office」などのアプリケーションソフトを使えるようにするサービスに対し、マイクロソフト幹部がライセンス違反の懸念を示した。
中国での「IPAD」商標権をめぐって米アップルと争っているプロビュー・テクノロジーが、中国の販売業者に対し、「iPad」の販売を停止するよう求めた。
データセンターなどでは一般的になっている仮想化技術を、通信事業者のコアネットワークノードにも持ち込むアイデアが披露されていた。コアネットワークノードの機能をソフトウエアで提供し、必要に応じて各機能へのリソースの割り当てを変えることで、柔軟なネットワーク制御ができる。
通信事業者に対するコンサルテーションの取り組みのデモもあった。これは無線通信事業者のIP化への取り組みについて、200項目に上る情報を得てコンサルテーションする際の画面。画面下部に三角形のチャートがあり、現時点での充足状況がひと目でわかる。
通信事業者のコアネットワークにCDN(Content Delivery Node)を付け加えることで、動画の配信を最適化するデモも行われた。CDNを利用することでエンドユーザーが得られる解像度が上がるなどカスタマーエクスペリエンスの向上が期待できる。
M2Mエコシステムの1つの例として、自動車の情報を収集するデモを行なっていた。自動車の検査などに使う標準インタフェースにBluetooth通信機能を備えた端末を取り付け、Bluetoothでスマートフォンに情報を転送する。この情報をM2Mプラットフォームに伝送して、例えばエコドライブのサービスなど、各種のサービスアプリケーションから利用できるようにする。
M2Mはこれまで垂直統合モデルで構築されることが多かった(図の左側)。ノキア シーメンス ネットワークスでは、「M2M Apps Platform」(図の赤い部分)を整備することで、下部にあるM2Mのデバイスと、上部に配置しているM2Mアプリを自由に組み合わせて利用できる環境を提案している。
無線通信を最適化するために、パケットの情報を解析するDPI(Deep Pacekt Ispection)を応用するデモもあった。通信制御装置にDPIのモジュールを組み込むことで、動画のビットレートを最適化して無線ネットワークに流すといった制御を行う。