• 執筆者一覧Contributors
  • メルマガ登録Newsletter

世界の概況(2)先進国市場はARPU向上の鍵を握る「スマートフォン」に注目

先進国市場は、米国・欧州・日本という、3つの分類で考えるとわかりやすい。いずれも、それぞれの異なる特徴と共通の要素がある。それぞれの市場では、市場細分化の度合いとデータ通信サービスの特徴によって、キャリアの支配力が異なっている。

2010.04.08

Androidの急伸を裏付ける調査結果が米国で発表、国内市場はどうなる?

NTTドコモの「Xperia」の発売やソフトバンクモバイルの「HTC Desire」の予約受付、KDDIの「IS01」の発表──。米グーグルのAndroid端末が、国内の携帯電話市場でにわかに存在感を増してきた。今後、Androidはその地位を固めていけるのだろうか。それを占う数字が、スマートフォン先進国とも言える米国市場の調査結果から見えてきた。

ソフトバンクがPDCの停波で5年ぶりの純減──3月末の携帯電話契約数

電気通信事業者協会(TCA)は4月7日、2010年3月末の携帯電話・PHSの契約数を発表した。3月は進入学シーズンで例年大きな純増を記録するが、今年はソフトバンクモバイルが2GサービスのPDCのサービス終了による契約減少の影響を受けて、大幅な純減になった。その他の事業者は順調に契約数を伸ばした。

米スマートフォン市場、Android端末のシェアが大幅増加 – 調査会社発表

Android端末が米国のスマートフォン市場でシェアを大幅に伸ばしている。同OS搭載端末のシェアは2009年9〜11月の3.8%から2009年12月〜2010年2月には9%となった。

中国ファーウェイ、米モトローラのネットワーク事業買収に食指 – FT報道

中国ファーウェイが米モトローラのネットワーク事業を検討しており、その布石として米国政府に対して安全保障上の懸念を緩和するためのロビー活動を進めているという。

米クアルコム、インドでのTD-LTE事業で地元企業とJV

インドでのTD-LTE事業参入を目指すクアルコムが地元企業とジョイントベンチャーを設立して周波数帯オークションに参加。その周波数帯はLTE向きだとエリクソンが援護射撃。

2010.04.07

iPad 3G版登場の影響は? – 米AT&T回線の「混雑」問題

iPhone利用者の増加で「混雑ぶり」が問題視されている米AT&Tの3G回線。iPad 3G版登場でこの問題がさらに悪化するのでは、という懸念に対するアナリストの予想を紹介する。

a2network、SIMロックフリーのポケット無線ルーターを発売

a2networkは4月5日、米Novatel Wireless社製のポケット無線ルーター「MiFi 2372」を4月から国内で販売することを発表した。SIMロックフリーの端末で、国内外の事業者のSIMカードを挿すことでデータ通信が可能になる。

NTTドコモ、下り最大384kbpsのパケット通信が可能な衛星電話サービスを開始

NTTドコモは、衛星電話サービス「ワイドスターII」を4月12日に開始すると発表した。ワイドスターIIは、従来のワイドスターと同じく、日本全土および日本沿岸から200海里をサービスエリアとする衛星電話サービス。音声通話だけでなくパケット通信も提供。専用の「衛星可搬端末01」も同日から提供する。

携帯電話のSIMロックは解除へ、総務省の公開ヒアリングで方向性

今回のヒアリングの議論で、今後発売されるすべての端末はSIMによる制限を付けない「SIMロックフリー」にするよう、携帯電話事業者に要請することになった。法制化という強制的な手段は採らず、総務省がSIMロック解除に向けたガイドラインを作成することになった。

2010.04.06

KDDI、800MHz帯の周波数再編に伴い「CDMA 1X」などのサービス終了へ

今回の措置は、総務省による「周波数の再編方針」に従うもの。同方針では、2012年7月24日までに、au携帯電話が利用している800MHz周波数帯の電波について現在の利用方法が変更されることになっている。そのため、再編後の割り当て周波数に対応していないau携帯電話は、周波数再編完了後利用できなくなる。

アップルiPad、初日売上台数は約30万台 – アプリDL数も100万回越え

米国時間4月3日に発売されたiPadは初日に約30万台出荷。iPad向けアプリのダウンロード回数も100万回を超えたという。